<巨人5-1広島>◇12日◇東京ドーム

 広島が終戦を迎えた。巨人戦に完敗し、今季の4位以下が確定。97年に3位に入ったのを最後に、13年連続Bクラスが決まった。

 この日も今季を象徴する戦いぶりだった。先発斉藤悠葵投手(23)が1回、先頭坂本に外角速球をとらえられ、左中間席に先頭打者アーチを許した。さらに小笠原にも被弾。5回には先頭の投手ゴンザレスに四球を与えて失点を招くなどピリッとしない内容だった。2点差に迫った6回にはさらに2点を失い、投打の歯車もかみ合わない。

 巨人戦3連戦は3連敗。今季ワーストの借金26となり、野村監督も「(Bクラスは)非常に残念です。毎日の試合で同じミスの繰り返しで、いまの成績がある」と振り返った。

 [2010年9月12日19時42分]ソーシャルブックマーク