昨夜の社内会食で、中途で入社した社員から、

「うちの社員はポジティブで性格が良い子が多いですが、
社長がそういう人を採用しているのですか?」


と質問され、他社から転職して驚いたと言われました。
最高のほめ言葉で嬉しいですが、実は今まで

何度か社内で言われたことがあります。

「最初は会社が洗脳しているのかと思ったんですが

そういう訳でもないみたいですし・・」

もちろん我々のようなネットを駆使したオープンな会社
がドメスティックに洗脳ができる筈もありません。

また採用時にポジティブな人がその後も維持できるか

どうかは分かりませんし、

性格のよさは重視してますが、最後は人の内面まで

見抜くことは不可能だと思ってます。

ですが、ただひとつ創業来気をつけていたことは、
「ポジティブな人がマジョリティであること」
(捉えどころの無い、空気感のような話しです)

人は誰でも周囲の「人」に強く影響を受けるので、

ポジティブな人が一緒に働く人に多ければ
自分もがんばろう)という気持ちになれるし、

ネガティブな人が多ければ一人だけ組織の中で

高いモチベーションを維持するのは困難だと思ってます。

新卒セミナーでよく話しているのですが、ビジネスマン

にとってモチベーションの維持が実はとても難しく、

それができるだけでも競争力になります。
そのモチベーションに最も強く影響を与えるのは

一緒に働く周囲の人だと思うのです。

もちろん全員が全員常にモチベーションが高い組織

は宗教団体のようでちょっと不自然だと思います。
だからマジョリティ(大多数)という言葉を使って
いるのですが、ポジティブにもネガティブにも
なり得る人が(そういう人が多いのですが)、
どちらに影響を受けるか
が大事だと思っています。

たまに弱音を吐いたり、愚痴を言ったりするのは

私もそうですが、人間だから当たり前だと思います。
だからたまにネガティブになっても全く構いません。

だけどマネジメントは全体の空気感を注意深く見極め

る適切に対処する必要があるし、

社員ひとりひとりは一緒に働く仲間の足を引っ張る

ことのないように意識して欲しいと思います。