第2次世界大戦を舞台に戦場を描いてきたミリタリーFPS(一人称視点シューティング)の『メダル オブ オナー』シリーズ。最新作ではアフガニスタンを舞台に、シリーズで初めて現代戦を描く。その内容はベールに包まれてきたが、ついにシングルプレイとマルチプレイの詳細が判明! 記者がひと足先にプレイした内容も含めて、最新情報をまとめてお伝えします!
米軍の作戦行動を追っていくシングルプレイのキャンペーンモードでは、さまざまな部隊に所属する複数の兵士の視点から、生々しい戦場のリアリティーが立体的に描かれる。女性兵士が毅然と戦う様子なども見られるぞ。
←砂ぼこりが高々と舞う、荒涼とした山岳地帯に展開する兵士たち。過酷な自然も敵となるのだ。
一流の兵士ならば、自分の戦闘スタイルに合わせて装備を最適化する必要がある。マルチプレイ対戦に使用する銃は、上部のレールスロット、銃口付近のバレルスロット、ベーススロットに、スコープサイトやサプレッサーなどを装着したり、弾丸をオープンチップ弾などに交換することができる。
マルチプレイのオンライン対戦モードの内容も徐々にその全貌が見えてきた。プレイヤーは連合軍と武装勢力に分かれ、合計24人のチーム戦で戦うことになる。今回は来るべき開戦の日に備えるべく、本誌初公開となるゲームモードの全貌や、アサルトライフルなどの銃を自分に最適化するカスタマイズ要素など、これまでに判明している内容を整理してお届けしよう。
対人戦のゲームモードは、4種類に分けられる。まずCOMBAT MISSIONは、連合軍が達成すべき目標が5つあり、これをクリアーすれば連合軍の勝利、阻止すれば武装勢力の勝利となる。新たなエリアが解放されていくので、戦場が移動していくのが特徴だ。OBJECT RAIDでは、武装勢力が制限時間内にふたつの目標の破壊に成功すれば勝ち、連合軍が守りきれば連合軍が勝利する。TEAM ASSALUTは20人対抗のチーム戦で、倒した数を競う。SECTOR CONTROLは3つの目標を2チームで奪いあい、制圧して稼いだポイントを競うというもの。4つのモードを過酷な条件でプレイするHARDCOREモードもある。
特性ごとにわかれた3つの兵種(クラス)が用意されており、それぞれに経験値がある。成績に応じてもらえるポイントをためるとレベルが上がる。階級が上昇するとともに、そのクラスに応じた武器やカスタマイズ用のパーツを入手できるぞ。
ライフルマンは、アサルトライフルや機関銃を装備した基本的なクラス。中距離戦にも対応可能な、制圧能力の高さが魅力だ。連合軍ではライフル兵、武装勢力では一般兵と呼ばれる。目標地点にいち早く急行し、スモークグレネードを投げ込み、一気に占拠しよう。
敵味方が入り組む最前線で戦うスペックオプスは、近接戦闘のスペシャリスト。サブマシンガンやショットガン、ロケットランチャーも携行することができる。武装勢力でRPG兵と呼ばれているのも納得。3つのクラスの中では随一の、圧倒的な火力が魅力だ。
スナイパーは、戦場を見渡せる場所に陣取り、遠距離射撃で対抗勢力を恐怖に陥れる。アサルトライフルに近い性能を持っているバトルライフルも装備できるので、状況に応じて中距離戦にも対応することができる。さらには、爆薬の設置と起爆なども可能だ。
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