9月に情報をお伝えしたトリニダードの新作バレルですが、発売されたので投げてきました。

◎TRiNiDAD X HAGLER
■素材:Tungsten90%
■バレル重量:16.8g
■全長:38.0mm
■最大径:7.3mm
■付属品:TRiNiDADプリント×LAROシャフト1セット(クリアブラック・インビトサイズ)、ショートLipポイント1セット(ブラック)、TRiNiDADフライト1セット

広範囲にわたって、最大径7.3mmの太目のラインが特徴のHAGLER(ハグラー)。
今まで、ちょっとバレルが細いなと思っていた人や、深くグリップする人にピッタリとフィットするバレルです。
かかり過ぎない、しっとり感が魅力のダブルリングカットと、押し出す際に力を伝えやすい後部のシャークカットで、軽い力で飛ばすことが出来ます。
重心位置は、ほぼセンターです。



写真を見た勘で画像からみると全長38~39mm、最大径7.6mm程度と予想していましたが、全長はドンピシャ、最大径は0.3mm程細かったですね。写真の第一印象と違い、ストレート~テーパーというセミスタンダード形状でした。

16.8gと若干重めの重量設定ですが、持った第一印象は「軽い」、でした。
しかしグリップしてみるとそのうちしっかりと指に重みを感じるようになってきました。
これはそれだけバレルのバランスがいいからなのかな、と思いました。

全体的に言えるのが、そのバランスの高さ。太さ、長さ、テーパーの始まる位置、テーパーの角度、シャークカットの深さ、そのすべてが高バランスで結晶しているイメージです。
後ろのテーパーに親指と人差指を添わせれば、自然にグリップが取れる。
スイングで投げてもテーパーとシャークの組み合わせが気持ちよい最後の押し出しを創りだしてくれるイメージ。

センター重心らしい素直な飛びも好印象です。

やはり見た感じTRIPLEIGHTのVIBES系を思い浮かべる方多いかと思います。
そこでその進化系と言えるTiny BarrelsのLuv Rocksと比較してみましたが、全長3mmの違いがすべてテーパーの部分にあるため、テーパーの角度がかなり違います。
この角度の差が自分のVIBES系とHAGLEERとの印象の違いにつながっていると思います。
とにかく第一印象のイメージとの違いにびっくりしましたね。実はそれほど期待していなかったんです。

この長さで投げられる方で後ろ持ちの方には是非オススメしたいバレルですよ。