ワイヤレスで写真をiOSデバイスにアップロードしたい、リモートのシャッターとしてiOSデバイスを使いたいという方は、いませんか? 今回は、それを実現させる方法をご紹介します。まずは冒頭の動画で、ザッと設定の仕方を見てみてください。
■Shutter Snitch
用意するもの
- カメラ
- 『Shutter Snitch』アプリ(8米ドル)
- X2版以外のEye-Fiカード(5000円くらい)もしくはカメラのワイヤレスアダプタ(高額)
- DSLRがSDに対応していない場合、SD→コンパクトフラッシュのアダプタ(1500円~2000円)
Eye-FiカードをiOSデバイスで使う前に、Eye-Fiマネージャーのリレーモードをオフにして、写真がPCなどに自動アップロードされないようにします。これで、Shutter SnitchをiOSデバイスにセットアップ可能です。
セットアップを始めるには、まずiOSデバイスでEye-Fiにサインインします。すると、Shutter Snitchがカードを認識して、使用しているiOSデバイスの名前が、Eye-Fiカードが接続されているコンピュータとして、Eye-Fiマネージャーに表示されるはずです。もし表示されなかったら、リスタートしましょう。
これで、Shutter Snitchに新しいコレクションを作成できるので、カメラで写真を撮りましょう。写真を転送するには、コレクションへアクセスしている必要があります。アクセスしていれば、カメラで撮った写真が、iOSデバイスに数秒ほどで転送されるはずです。
■DSLR Remote用意するもの
- カメラ
- 『DSLR Remote Lite』(2米ドル)もしくは『DSLR Remote Pro』(20米ドル)アプリ
- 使用しているカメラに対応したUSBケーブル
Lite版では、基本的な機能を使用できます。Pro版は、ライブビューモードなどが搭載されていて、機能が多彩です。好きな方を選びましょう。
まず、アプリをPCとiOSデバイスの両方にダウンロードします。それが済んだら、デジタル一眼をUSBケーブルでPCに接続。すると、iOSデバイスがすぐにPCを認識するので、リストから使用しているPCを選べば、準備完了です。
カメラを撮りたい場所へセットして、iOSデバイスのシャッターを押すと、PCへ直接キャプチャーされていきます。フォーカスなどの設定も変更可能です。残念ながら、今は写真にしか対応しておらず、動画は撮れないので、今後のアップデートに期待しましょう。Shutter Snitch [iTunes App Store via Jesse Rosten]
DSLR Remote Lite / Pro [iTunes App Store]
Adam Dachis (原文/訳:松井亮太)