★「R面取り加工」 とは? | 「機械加工・面取り・ものづくり」切削する女子@リンのブログ

★「R面取り加工」 とは?

こんにちは。切削する女子!@リンです。

先日、「”R面取り”の”R”ってなんですか?」という質問をうけました。

これ、ときどき聞かれるのですが
角のとがった部分を辺で切り落とす「C面取り」に対して、丸く面取りする加工を「R面取り」といいます。
「機械加工・面取り・ものづくり」切削する女子@リンのブログ-R2面取り

たとえば上の図の場合、半径2㎜の円弧を描くように、丸く面取りしているので「R2」になります。口頭で言う場合には「2R」と言ったりもします。

ちなみに下の図は、「C2」の例。違いがわかりますね?
→【参考】C15…15C?どちらが正しい?
「機械加工・面取り・ものづくり」切削する女子@リンのブログ-2Cの例



そんな「R面取り加工」ですが、R面取りの大きさによって使える工具が変わってきます。

左から「Rギガ(R11~R20)」「RヌーボーJr.(R5~R10)」「RスペシャルJr.(R0.5~R5)」「RCンドカッター(R1~R3)」「Rバイト(旋盤用)」


「機械加工・面取り・ものづくり」切削する女子@リンのブログ-R面取り工具たち
「R面取りダヨ!全員集合」 ってとこでしょうか(笑)


チップの交換により、Rの大きさを変更することができ、数値設定も簡単なスローアウェイ式のR面取り工具です。

R面取りシリーズ 製品詳細PDF

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