キュートン、ブンブンサテライツをBGMにゲリラ・パフォーマンス

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TBS系バラエティ番組『あらびき団』でもお馴染み、椿鬼奴、増谷キートン、くまだまさし、アホマイルド(坂本雅仁・高橋邦彦)、しんじの6人からなるお笑いユニット、キュートンが、2月19日(金)、タワーレコード渋谷店前でゲリラ・パフォーマンスを行なった。

コアなお笑いファンを中心に、絶大な人気を誇るキュートン。メンバーそれぞれが刀や槍などを模した武器を持ち、音楽に合わせて無表情&無言で次々とポージングを決めるパフォーマンスが話題を呼んでいる。そんな彼らの人気の所以でもあるのが、キレのある独創的なパフォーマンスはもちろんのこと、BGMに使用する楽曲選びのセンスだ。

前出の『あらびき団』でも、BONNIE PINK「A Perfect Sky」、ASIAN KUNG-FU GENERATION「リライト」、7HOUSE「STOP-泣かないで-」、MOON CHILD「ESCAPE」など、年代やジャンルを超えた選曲で、テレビの前の視聴者をクギ付けにしてきた。

そんな彼らが今回のゲリラ・パフォーマンスのBGMとして選んだのは、ブンブンサテライツの「KICK IT OUT」。日産X-TRAILのCMソングとしてもお馴染みのこの楽曲は、オリコン洋楽ランキングで1位を獲得したブンブンサテライツ初のベスト盤『19972007』(1/27発売)の1曲目を飾る、彼らの代表曲のひとつでもある。

その「KICK IT OUT」の先鋭的なサウンドに合わせて、キュートンが前衛的パフォーマンスを披露した。

現在、タワーレコードでは「踊るロックキャンペーン」と銘打ち、最先端の“踊れるロック”&“ロッキンなダンス・ミュージック”をプッシュ。そこで、このキャンペーンを体現するため、“ブンブンサテライツのロック+キュートンのダンス”として行なわれたのが、この日のゲリラ・パフォーマンスということだそうだ。

当日は、<キュートンライブ>と看板を掲げ、大音量でブンブンサテライツの楽曲を流した白いワゴン車で渋谷の街を一周。タワーレコード渋谷店の前で停車すると、ワゴン車の中からメンバーが武器を手に登場し、配置についた。「KICK IT OUT」が流れ、キュートンのポージングが始まると、何も知らされていなかった街行く人は、次々に足を止め、周囲は一時騒然となった。

約1分ほどのパフォーマンス中は、携帯電話で写真を撮ったり、テレビでしか見たことのなかった生のキュートンに見入る人たちで溢れかえった。しかし彼らは終始無表情を貫き通し、ポージングが終わると無言のまま、またワゴン車に乗って渋谷を一周、というパフォーマンスをこの日、計3回実施。通常、バドガールの格好で登場する増谷キートンが、ピンクの全身タイツで登場したり、毎回持つ武器が変わったりと、集まった観客を飽きさせないパフォーマンスで渋谷の街を沸かせた。

ブンブンサテライツ初のベスト・アルバム『19972007』は、メンバー自身が新たな作品として選曲、編集、マスタリングまで施した渾身の作品。日本人によるバンドながらも、オリコン洋楽アルバム・ランキングで1位を飾り、総合ランキングでも8位を獲得した注目の一枚だ。6月からは待望の全国ツアーが行なわれる。

また、BARKSでは、ブンブンサテライツの川島道行(Vo & G)とムックの逹瑯(Vo)の対談を掲載中。日本を代表するロック・バンドの先駆者と、ネオ・ヴィジュアル界の雄との初顔合わせによる異種格闘対談は、全音楽ファン必見。

◆異種格闘対談「Ring【round2】」

<1st STAGE ~LIVE HOUSE TOUR~>
6月16日(水) 水戸 mito LIGHT HOUSE
6月18日(金) 盛岡 CLUB CHANGE WAVE
6月19日(土) 青森 QUARTER
6月21日(月) 札幌 PENNY LANE 24
6月23日(水) 高崎 club FLEEZ
6月24日(木) 宇都宮  HEAVEN'S ROCK
6月26日(土) 新潟 LOTS
6月27日(日) 金沢 EIGHT HALL
7月2日(金) 米子 BELIER
7月3日(土) 岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
7月5日(月) 京都 KYOTO MUSE
7月6日(火) 神戸 WYNTERLAND
7月8日(木) 松山 SALONKITTY
7月10日(土) 長崎 DRUM Be-7
7月11日(日) 熊本  DRUM Be-9 V1
7月13日(火) 鹿児島 CAPARVO HALL
7月16日(金) 那覇 桜坂セントラル
◆チケット詳細&購入ページ
◆ブンブンサテライツ オフィシャルサイト
◆amazon ブンブンサテライツ特設ページ

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