さて。
「橘剛刑事編「虫になった刑事」・吉野竜次刑事編・「殺人トリックの女!」・叶旬一刑事編「殺人メロディーを聴く犬!」
それぞれ、長坂秀佳さんが手掛けた名作中の名作である。
これ等は、テープが違った為に生き残った。
※2010・3・5”銀狼ちゃんとテレビ朝日「特捜最前線」(2)”参照。
「殺人トリックの女」は、350回記念作品として二谷英明夫人・白川由美さんを迎えている。
特捜最前線で、”鴛鴦夫婦が、演技を競う”と言う華やかな魅せ場に溢れている。
普通なら、”そんだけ”で終わってしまう。
だが、この番組はそんな”甘ちゃん”ではないのだ。
当時、誰も発想していなかった”法歯学に拠るプロファイリング”がテーマの一つになっている。
今後、見る方の為に詳しくは書けない。
視聴者側は、50分の間目まぐるしく反転する”事件の概要・犯人像”に推理する暇も与えられない。
百戦錬磨の特命課刑事達が、彼女の手腕に舌を巻き「まるで、”シャーロックホームズ”ですね!!」と感嘆する。
普通なら、”そんだけ”で終わってしまう。
だが、この番組はそんな”甘ちゃん”ではないのだ。