ユヴェントスFWダヴィド・トレゼゲが移籍するとの噂は、ますます強まっている。だが同選手は、移籍の可能性を認めるのではなく、同じフランス人のバルセロナFWティエリ・アンリが、来シーズンからニューヨーク・レッドブルズでプレーするかどうかを話すことを選んだ。

「僕は何も知らないんだ。アンリはバルセロナとの契約が満了になる。もちろん、アメリカでの経験を積むことには強い関心があるだろうけど、それが今年からになるかどうかは知らないよ。彼の今後の幸運を祈っている」

一方、ブラジル代表として南アフリカ・ワールドカップ(W杯)へ向かうMFフェリペ・メロは、代表チームに合流する前に、自らの故郷へ戻っている。家族と再会した同選手は、以前から力を入れている麻薬反対キャンペーンに参加。50名ほどの患者を訪問したF・メロは、「到着するやいなや、僕のことをカンピオーネ(最高の選手)と呼んでくれたね。でも、本当のカンピオーネは、麻薬というトンネルから抜け出すために、全力で毎日戦っている君たちなんだ」と語った。

また、F・メロはW杯について、「イタリアでもプレーしている、多くの優れた選手たちが家に残ることになった。でも、ブラジル代表を指揮するのは簡単なことじゃないんだ。優秀な選手はたくさんいるし、最終的にはドゥンガ監督がクオリティーとまとまりを重視した選択をしたんだと思う。ドレッシングルームを結束させるためにね」と話している。