三谷幸喜が気合い フジテレビ3夜連続「わが家の歴史」

2010.04.02

 人気脚本家、三谷幸喜氏(48)が書き下ろし、9日から3夜連続放送されるフジテレビ開局50周年ドラマ「わが家の歴史」(午後9時)の完成報告会が1日、東京・青海の湾岸スタジオ屋上で行われた。

 春の強風が吹き荒れる中、主演の柴咲コウ(28)はじめ西田敏行(62)、堀北真希(21)ら14人の出演者らがレッドカーペットを歩いて登場。三谷氏は、服や髪型が乱れないよう気を遣う出席者の“心境”を代弁するかのように「何かの罰ゲームかと思いましたが、天気に恵まれまして…」と、得意のジョークを交えたあいさつで会場をわかせた。

 ドラマは激動の戦後史をたくましく生きた八女家の家族を描く。西田と富司純子(64)の夫婦に、しっかり者の長女役に柴咲、長男役に松本潤(26)ら5人の子供たちが登場する。昭和の温かい家族を実感した柴咲は「作品を通じて昭和に対する印象がすごく変わった」と手応えを語った。

 三谷氏も「また50年後の100周年に、その後の『わが家』を描きたい」と気合は十分。実現すれば98歳になっているが、どんなドラマになるのだろうか。

 

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