老人になれない私達世代 | 美容事業成功秘話

老人になれない私達世代

老人介護ヘルパーを職業にしている知人がいます。彼女は日頃、ご老人のリハビリのお手伝いをメインにしているのですが、70~80代のご老人は身体がしっかりしていると言うのです。

老人介護にこんなに予算を注ぎ込む必要はないと、もっと少子化防止にお金を使わないと私達40代はいつまでも老人になれないと。

その現在のご老人達、戦争を経験した世代のことですが、成長期に粗食の生活だったから、身体が丈夫なのだそう。私達世代は子供の頃から肉や栄養価の高い食生活をしていたから疲れやすいし、アレルギー体質も増えていて、要は体力がないというのです。

人間の消化機能は自分で採れる食べ物を食べるようにできているといいます。子供は動物を捕まえることはできないでしょう?草や実を取ることくらいはできます。タンパク質なら、せいぜい、貝を掘って取るくらい。あと、イナゴくらいでしょうか。だから、子供の頃に肉を食べても消化機能が働かず、アレルギー反応が出る。

大人なら、いろいろな道具を使って、動物を狩る力があります。その力が備わる頃には動物性タンパク質の消化機能もできる。そうなれば、動物を食べてもよろしい・・・ということになるというのです。

子供のうちに肉をたくさん食べさせると、脂の消化ができずにアレルギー体質になりやすく、体力のない体質になりやすいと。子供の頃はひえ、あわなどの雑穀と芋を食べて消化機能を鍛えて、十分な消化機能ができてから、肉を食べるようにすると長生きできる、元気な身体ができるそうです。

それと、添加物のない食べ物の摂取が大切。

それが今のご老人なのだそうです。

今の子供の体力低下がよく言われていますが、根本は離乳食終了後の食生活にあるそうです。大きくなるようにと、丈夫な身体、明晰な頭脳をつくるためと親心で与えている肉が身体をダメにしていると聞いて、ショックでした。

そういえば、私のアレルギーも幼児期の肉中心の食生活にあるのかも・・・。小さい頃は野菜がまずくて食べられなかったのです。それに添加物たんまりのできあいの食材。

私は120才まで生きるのを目標にしていますが、今の40代はあと10年もつか、もたないかの身体なのだそうです。また、下の年代が育たないからいつまでも現役引退ができず、老人になれない。

早死にか永遠壮年か、どっちかしかないということですね。ありゃりゃりゃりゃ~、そろそろリタイアして遊び三昧をしたいと思っていたのに。

自分がアレルギー体質で苦労したので、ウチの子が赤ちゃんの時、離乳食はひえ、あわ、アマランサスで、鳥のエサのようでした。1才になる前に、決して米は食べさせませんでした。ここでタンパク質アレルギーになったら、一生御飯が食べられないからです。そのせいか、娘に今の所、アレルギーはありません。

私達世代はもう取りかえしがつきませんが、子供世代の食生活は改善すればまだ間に合います。今後のアンチエイジング生活のために、よりいっそうの注意を払って添加物の入っていない食材を選んでいきたいと思います。



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