D&D de ミストキャッスル

D&Dのシステムを使って、SW2.0のサプリメント『ミストキャッスル』を舞台に遊ぶキャンペーン。最終回。全10回


『ミストキャッスル』は独創的で、意欲的なサプリメントで、SW2.0で遊び、4thで遊び、久しぶりに使い倒した感があります。満足です。


キャンペーンは、毎回1レベルアップというレギュレーションで遊び、1レベルから始めて、10レベルまで英雄級を駆け抜けました。今思うに、D&Dの初キャンペーンの企画がこれかという気がしなくもありません。が、色々と試行錯誤して遊んだことで見えてくることもあり、毎回新たな発見がある楽しいキャンペーンでした。


特に遭遇単位のシナリオの組み方と、セッションの回し方については、得ることが多かったです。D&D以外にも利用できる、「古くて新しい」メソッドなのではないかと。これには個人的には今一番着目しています。
とはいえ。それはモヤモヤとしていて、具体的に説明出来ないので、今後のセッションにて随時成果を披露出来ればと思っています。


あと本キャンペーンの、というか4.0の特徴としては、3.Xに比べるととにかくDM準備が楽です。前は1遭遇の準備に休み1日をかけちゃうとかザラだったからなぁ。nレベル以下の魔法全部とか使えると何使うかチェックし。設定にあった敵を出すためにテンプレートを当て、PCレベルに合わせるために成長させ。とにかく手がかかった印象があります。まぁ、それはそれで楽しみでもあるんですが。


なんにせよ。まだまだD&Dは遊びたいので、また折を見て、何か企画します。その時はどうぞよろしくです。
でもまずは新たなキャンペーンをPL参加で満喫する予定です。

複数部位

キャンペーンのBOSSで実験するという暴挙。
D&Dで複数部位のモンスターとかどうでしょうと考えて、データを作って、ぶつけてみましたの巻。


そもそも。個人的に単独クリーチャーのHP削りがちょっと単調でタルいなぁと思うことがあります。重症になったら多少バリエーションが変化したりしますが。それでもタルい。
そこで単独クリーチャーを、それぞれ別データの複数部位からなるクリーチャーとして扱ってみました。


例えば

全体 HP600(重症300)
主部位 頭+胴 HP200 畏怖、ブレス、かみつき
副部位 右腕 HP125 爪。つかみ*1
左腕 HP125
尻尾 HP75 尻尾(押しやり)
HP75 はばたき(風圧で伏せ

で、各部位ごとにイニシアティブを振って、行動。
部位HPが無くなったら、その部位は行動出来なくなるという流れ。
次々と部位がなくなっていったり。右腕のあとは、翼が動くとか。燃えませんか?


またデータ的にも複数クリーチャーとすれば制御役も大活躍。
まぁ、右腕が盲目で、翼が伏せとか、訳わからないことになるけど気にしない。むしろ楽しい。

もう少し移動とかデータやルールを整理する必要は感じましたが、方向性としてはアリなんじゃないかなぁと思ったりしました。でもちょっとイレギュラーすぎるので、笑って許してくれる内輪向けですね。

*1:左腕と同じだと面白くないので