この10年余りでのコンピューター業界の変化は驚くべきことがたくさんありましたよね!
iMacが世間にお披露目された1998年当時、スティーブ・ジョブズはiMacについて「デジタルライフの中心となるインターネットマシンだ!」なんて説いていたそうで。ところが今では「暇だからネットサーフィンでもしようかな」だなんて、ポケットから小さなガジェットを取り出しちゃう時代です。更に、そのポケットから取り出した小さな機械がiMacの16倍のメモリと8倍のストレージ、その上2倍以上のパワーを持っているんだから驚きです。お値段だってiMacのほぼ半額。ホントに唖然としちゃいます。
iMacが出た当時のあなたがこのことを誰かに言ったなら、多分誰も信じてくれないと思います。下手すりゃ近未来SFの観過ぎ! なんて言われちゃうかもしれません。
更に驚くべきは、その後のMac製品の辿った末路。
2009年には、MacはデスクトップPCやポータブル製品を1000万台売り上げましたが、それに比べてiPhoneはおよそ4500万台の売り上げを記録しています。もちろんiPadの売り上げはこの数字にカウントされていません。
来年はiPadだけで全てのMac製品の販売台数を凌ぐんじゃないかなんて言われています。
これだけの数字の差を見てしまうと、iOSの開発がApple社のWorld Wide Developer Conferencesの話題の中心となっていることに何の疑問も持たないと思います。
電車内では仕事帰りのサラリーマンがiPhoneを取り出したら、その隣のお姉さんまでiPhoneをいじり始めた、なんて光景も今じゃよく見かけます。
大学内では「今度iPhoneにしようと思うんだけど、使い心地はどう?」なんて会話を耳にすることも決して大げさではなく日常茶飯事となってきました。
私の中学生の従姉妹も立派にiPod touchを使いこなしています。
iPodやiPhoneは今最も生活の中に溶け込んでいるガジェットと言っても過言でないかも?
iPhone4をはじめとするiOS製品は今やAppleの心臓と言ってもいいですよね。
小さくなって、更にパワフルになったガジェットたち。
たった10年の間にこれだけ身近な存在になった理由は、「気軽に持ち運べる」ところにあるのかもしれませんね。
[Brett Jordan's original via tuaw]
Jesus Diaz(原文/あんね)