英紙『ピープル』によると、マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が、インテルMFヴェスレイ・スナイデルを狙っているようだ。2000万ポンド(約27億円)のオファーで同選手を獲得すべく、クラブのオーナーの了承を取りつけたという。

インテルとマンUの関係は良好だが、新たにインテルの指揮官となったラファエル・ベニテス監督とファーガソン監督の関係はそうとは言えない。『ピープル』によれば、ベニテス監督は今夏、ファーガソン監督の願いを一切叶えないつもりだという。

そのベニテス監督は、来季からインテルを率いることになったばかりなのにもかかわらず、早くもプレミアリーグへ戻ることを考えているそうだ。インテルとの契約が満了となる2年後に、イングランドへ復帰するつもりだという。さらに、早くもその移籍先すら話題に上った。

そのクラブとは、1年前にも同監督に関心を示したマンチェスター・シティである。当時、ベニテス監督はリヴァプールに残ることを選んでマンCへ行くことを拒否したが、今はすべてが変わっており、インテルでの2年間を経てからプレミアリーグへ戻るのに障害は何もない。『サンデー・スター』が応じたもので、ベニテス監督は500万ポンド(約6億7000万円)の価値があると見られるリヴァプールの家を手放さないつもりだそうだ。