ローマは21日、コッパ・イタリア準決勝セカンドレグでウディネーゼと対戦し、0−1と敗北を喫した。だが、ファーストレグで2−0と勝利していたローマは、2試合合計2−1で決勝進出を果たしている。これにより、インテルは再びインテルとファイナルで対戦することが決まった。セリエAでもスクデットを争う両チームだが、5月5日にオリンピコでコッパを懸けた一戦が行われることになったのだ。

ローマのクラウディオ・ラニエリ監督は試合後、「難しい試合だったし、そうなることは分かっていた。ウディネーゼは素晴らしい調子にあるしね。だが、我々は信じていたよ。我々は秩序ある試合をした。最後はかなり苦しんだけどね」とコメントしている。

リーグ戦で無敗を続けてきたローマだが、その流れを止める黒星となってしまった。だが、ラニエリ監督は「今日の試合で(連続無敗が)止まって良かったよ。大事なのは、リーグ戦でそれが止まらないことなんだ」と語った。

一方、敗れたウディネーゼのパスクアーレ・マリーノ監督は、次のように話している。

「我々は素晴らしい試合をした。ゴールを奪ってさらに勢いがつき、多くをつくることができた。2−0とし、延長戦を戦うのにふさわしかったんだ。何もピンチはなかったし、我々はたくさん攻めた」