2010年4月11日日曜日

電通「鬼十則」 植田 正也 (著)、+ソーシャルメディアについて

今日も本の紹介です~あと最後の方に今後のソーシャルメディアについて語っている座談会の情報がのってます(^^)

ブログって便利ですね。自分の感想をまとめておける!

自分で探すときに分かりやすいように投稿の見出しに本のタイトルを書くことにしました。

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【最初は本の感想】

ということで今回は日本広告業界最大手電通の社員行動規範である「鬼十則」についての本です。

本:電通「鬼十則」

電通「鬼十則」 (PHP文庫)   植田 正也 (著)

 

僕も詳しくは知らないですが、これを提唱したのが、吉田秀雄氏という方です。この方は「広告の鬼」と呼ばれ、今の広告業界を発展させた立役者と言える方です。人生を広告のためにささげたこの方が提唱したのが「鬼十則」

。広告の鬼が定めた規範だから「鬼十則」です。

では早速その規範をご紹介します。

  1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
  2. 仕事とは、先手々と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
  3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
  4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
  5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
  6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
  7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
  8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらない。
  9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
  10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

本の内容は、、、、ごめんなさい><あんまり印象に残ってない!

基本的には1~10の言葉をもっともらしく語っています。

ただこういった言葉はロジックで人を納得させるのはなかなか骨が折れるのではないかなと思います。

なので、過去の事例を挙げています。事実を反証することで真実とする感じですね。

ただ、難しい比喩表現はないので、この約345文字を見ればなんとなくわかるのではないかと思います。

僕は7,8,9が気に入りました。

7:計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。

これは単純に計画を持つ事をが大切だっといっているだけでなく、ゴールを設定しろとも言っている気がします。

計画を立てるのためにはどこで終わるのかがわかなければ逆算できないですしね。

っていうのは自分の中のビジョンや夢をまず定め、そのための行動を考えろと言われている気がして、見るたんびに鬱になりますが、大事なことなので解決しなければなりませんな。

8:自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらない。
これも自信を持つためには自分の軸がないと、何かを言い切るのは難しいということでもあると思うんですよね。

9:頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。

ベストを尽くせって事ですね。

このような姿勢が足りないなと思い、意識しなければならないと思いました。(あ、僕のことですよ)

どうですか?みなさんはどの言葉が心に響きましたか??

なぜ響いたかも教えてもられると楽しいです(^^)

ちなみに吉田秀雄氏は「鬼十則」のほかに「責任三カ条」というものも提唱されました。(現在こちらは使われていないそうです)

  1. 命令・復命・連絡・報告は、その結果を確認しその効果を把握するまではこれをなした者の責任である。その限度内に於ける責任は断じて回避出来ない。
  2. 一を聞いて十を知り、これを行う叡智と才能がないならば、一を聞いて一を完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。一を聞いて十を誤る如き者は百害あって一利ない。正に組織活動の癌である。削除せらるべきである。
  3. 我々にとっては、形式的な責任論はもはや一片の価値もない。我々の仕事は突けば血を噴くのだ。我々はその日その日に生命をかけている。

ご紹介までに。

このような行動規範を徹底し(意識せずとも行動に移せるも含め)ている会社だからこそ、業界で力を持てたのかなと改めて考えさせられました

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【ソーシャルメディア座談会情報】

あ、最後にメディア学部生的なものをUstで見つけました。

宣伝会議の企画で「座談会:僕らの未来とソーシャルメディア」というものがありました。

総合広告会社の方やSMMアナリストの方など4名の方の座談会になります。

金曜日くらいまでは上がっていると思うので、興味がある方はぜひUstを見てみてください。

この内容は雑誌「宣伝会議五月号」に掲載されるそうです。

ちょっと動画埋め込みしたことなんでやってみますww

最初の方はよく回線が飛んでいるんで、最後のパートだけ埋め込んでみます(^^)

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