平成20年6月の国会決議により、2010年を「国民読書年」とすることが定められました。近年は、学校での「朝の10分間読書運動」が浸透したり、学校だけでなく家庭、地域全体で読書を推進する「読書のまちづくり」が広がったりするなど、読書に対する国民意識が再び高まりを見せています。決議では、こうした気運をさらに高めていくため、2010年を「国民読書年」と定め、政官民が協力し、国をあげてあらゆる努力を重ねていくことが宣言されています。今後、図書館をはじめ、さまざまな場所で、国民読書年にちなんだ行事や取り組みが推進されていく予定です。