『科学者が自分の理性を頼りに必死で登ってきた岩山の頂上には、何世紀も前から宗教者が座っていた』

これは、とあるインテリジェントデザイン論派の天文学者の談。

インテリジェントデザイン(ID)論とは、簡単に言うと、宇宙の全ては何者かによって意図して造られた、と言うものです。
例えば、宇宙が拡大している速度とか、陽子と電子の質量比だとか…宇宙を構成している最も基本的な数字のうち、どれか一つが、もしちょっと違う値だったら、生命は発生し得なかった。だから宇宙は生命を誕生させるために調整されている、つまり何者か知性のある存在が生命を、さらに言うなら人間をも設計し作り出した。と言うもの。

ここではその存在を神様とは言わず、インテリジェントって呼んでるけど、結局、必然的に神様という存在を認めざるを得なくなる。それで常に検証して理論を組み上げてきた科学の終着点は、宗教者の居たとこだった、という冒頭の感想になったわけです。

でもこのID論、とてもワクワクする要素が多いんですよ?

今の進化論だと、人間は偶然発生したにすぎないから、生きる目的も生まれた理由もないと言い切られてしまうし、弱者は淘汰されたほうが進化するためになり善だ、という恐ろしい理論まで成り立ってしまいます。
でもID論なら人間は生まれた理由がある、生きる目的がある、という理論になります。

では、その目的とは何か?講演会の先生は、個人的な意見になるが、人間が備えている知性や霊性を磨くこと、そして自然界では高等生物ほど他のために生きるのだから、人間こそ最も他のために生きるべきでしょう。とおっしゃっていました。

統一原理と方向が同じですね(=^-^=)

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