ニコン、アンドロイド搭載デジカメを今秋に世界発売へ

ニコン、アンドロイド搭載デジカメを今秋に世界発売へ
8月22日、ニコンは、米グーグルのOSアンドロイドを搭載したコンパクトデジタルカメラを9月下旬に発売すると発表した。写真は9日、都内で撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 22日 ロイター] ニコン<7731.T>は22日、米グーグルの基本ソフト(OS)アンドロイドを搭載したコンパクトデジタルカメラを今秋に世界で発売すると発表した。
スマートフォンを利用するように、無線LAN「WiFi」経由で、フェイスブックやツイッターなどインターネットサイトに直接アクセスし、デジカメの高画質写真を送信することができる。
アンドロイドOS搭載のデジカメは、台湾のアルテック社と米国のポラロイド社が開発化した例はあるが、業界大手では初めて。日本国内では9月下旬に発売。価格は4万8000円。コンパクトデジカメ「クールピクス」シリーズの新製品で、名称は「S800c」。
3.5型の有機ELモニターでタッチパネルで操作する。アンドロイド2.3を搭載し、グーグルのネットサービス「グーグルプレイ」からアプリケーションをダウンロードできるほか、ユーチューブやグーグルマップ、Gメールが標準インストールされており、スマホのようにカメラをカスタマイズすることができる。
通信機能は無線LAN「WiFi」を搭載。携帯通信の3GやLTEは搭載していないが、WiFiルーターなどを持ち歩けば外出先から写真の送信やカスタマイズが可能。
(ロイターニュース 村井令二)
*内容を追加して再送します。

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