就職の面接では、単に聞かれた質問に答えることだけが、自分を売り込む方法ではありません。「Mashable」では、「一貫性のある視点や成果についても、面接で売り込んだ方がいい」と言っています。つまり、オンラインとオフラインで自分が持っている顔を、きちんと整合性が合うようにしておいた方がいいということです。履歴書には仕事の業績や実績を書きます。一方で、現在の自分、実際の自分というのは、オンライン上にいることがあります。ひとりの人間に、ふたつの顔があるようなものです。入社を希望している会社の将来の雇用者が、あなたの名前をGoogleで検索する可能性もありますから、この2つの顔の整合性が取れるようにしておく必要があるでしょう。

オンラインの顔とは、ブログの記事やコメントなどの投稿のことです。これがオフラインの顔である履歴書と矛盾や齟齬のない主張や内容であれば、就職の面接でも好印象を与えられます。例えば、経験豊かな営業主任としてインタビューを受けたことがあり、それを面接官にも伝えているのであれば、そこで語っていることが、さらに自分の考えや主張をサポートしてくれるはずです。

ありがたいことに、オンラインの顔を消すのはとても簡単です。ここでの目的は、オンラインとオフラインの顔の整合性を合わせることです。就職の面接を受ける時には、面接官はあなたの名前をオンラインで検索している(またはすでに検索した)ことを前提に、面接でも一貫性が保てるように話をするようにしましょう。

How to Tell Your Story in Job Interviews | Mashable

Thorin Klosowski(原文/訳:的野裕子)

Photo by Thinkstock/Getty Images.