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AMDがGPUを積極アピール、クライシス3のイベントで

「他社はここまで出ない」「やられたことをやりかえす」

 ここ最近、積極的にイベントを行なっているAMDだが、17日(日)もエレクトロニック・アーツ主催のクライシス3発売記念イベントにブースを出展、クライシス3を4K環境でプレイできるデモを実施した。

山下まみさん
デモ機のスペック
つくる女(じょ)の紹介
森本竜英氏

 4Kディスプレイは約40万円のシャープ PN-K321。解像度は4K2K、リフレッシュレートは60Hzで、発色の良さもあわせ、フルHDとは一段違う美しさがある。

 また、会場にいたAMDの「紳士」こと森本竜英氏が特にアピールしていたのが、「他社製GPUでは(出力のスペック的に)ここまで出ない」点。デモ機のGPUはRadeon HD 7970のCrossFire環境で、ゲームのフレームレートも「ほぼ常時60fpsを維持している」(同氏)そう。

 このほか、AMDの非公式応援キャラクター「愛真田心」のコスプレイヤーも登場。ニコ生でも非公式(?)な応援中継が行われるなど、これまでとは違ったポイントで力が入っていた。ちなみにこのコスプレの方は、愛真田心の声も担当する山下まみさん。今回ニコ生中継を行った女性クリエイターグループ「つくる女」(つくるじょ)のメンバーで、こうしたAMDのイベントの際は今後もMCとして参加する予定とか。

 AMDといえば、最近、アキバなどの大型ビジョンにもCMが突如出現、アピールの積極さが目立ってきた印象。森本氏によると「(Wii UやPS4といった)最新コンシューマーゲーム機に相次いで採用されたことで、PCゲームでもAMD製GPU/APUの優位性が増してきた。今後は、やられたことをやりかえしていきたい」と自信たっぷり。

 ゲームと連動したアピールは今後も積極的にしていくそうで、まさに「反撃の狼煙」と言えそうだ。

AMD GPU