去年のこんな記事、覚えていますか? 昼寝とカフェインの効果については、これまでいろいろな調査がされていますが、今回初めて、そこに夜の睡眠を加えて調べたそうです。その結果、やっぱり昼寝が効くようですよ。単に睡眠時間を長くすればいいというわけではないようですね。

Psychology Today」ブログによると、人間の身体は起床してから8時間経つと、体温が少し下がるようになっていて、それが午後の眠気を誘うのだそうです。だから、午後に眠くなる原因は、必ずしも夜の睡眠不足ではないということになります。

 昼寝の効果は細胞レベルで確認でき、カフェインのように摂取し続けると効かなくなるということはありません。一日のスケジュールの中に30分のお昼寝タイム(10分は寝付くまでに必要な時間で、実際眠るのは20分)を組み込むのがベストだと、「The Sleep Doctor」のMichael J. Breus博士は提唱しています。なかなか難しいですけどね。

Nap vs. Caffeine vs. More Nighttime Sleep? [Psychology Today]

(山内純子)