超怖・ホラー小説集

· ゴマブックス株式会社
3.4
48 reviews
Ebook
241
Pages

About this ebook

超人気ケータイサイトの賞レースで入賞した、超怖・小説を一挙に4作品収録! -------------------------------------- あなたの日常のすぐ傍に、 狂気は潜んでいるものです...... -------------------------------------- こんな人におすすめ ●暑い日を涼しく過ごしたい方 ●何かをやり残した気がする方 ●退屈な毎日に刺激がほしい方 【収録作品】 1呪信メール 2鬼の手 3動画 4人媒花—JINBAIKA— 超怖・小説のあらすじをご紹介 1呪信メール【本文より】 「見ぃ~つけた」 とつぜん後ろで声がしたので、加藤はまだ書き込んでいる途中でエンターキーを押した。 振り返ると長い黒髪の女が立っている。 冷たい瞳が加藤を見つめていた。 「ひぃいいいいいいいいいいいいい」 2鬼の手【本文より】 朝。真優は自分が体験した出来事を、姉の優衣に話した。 「ふうん。それって霊道だよね」 「れいどう?」 「そう。アンタの部屋、霊の通り道になってるんだよ」 「えー、やだ。お姉ちゃん、部屋交換しようよ」 「やだ。洋室がいいって言ったの、アンタじゃん」 「じゃ、今夜からお姉ちゃんの部屋で寝せてよー」 「いいよ。だけど、私の部屋にも出るよ」 「..................」 3動画【本文より】 今度は、ただのたわいものない退屈な風景を辛抱強く見続ける。 そして、もうすぐ終了。 その間際、 「うっ!?」 突然、水の中から手首が現れる。 それはまるで、こちらに向かって手招きをしていた。 『......ここ......に......いる......よ......』 4人媒花—JINBAIKA—【本文より】 でも、夜が来れば俺は、あの甘い濃香に逆らえず彼女を抱く。 熱に浮されたように、取り憑かれたように、果実を貪るのだ。 さすがに、恐怖心が芽生えた。 もしかすると、俺が彼女を犯しているのではなく、俺の方が犯されているのでは......? そんな馬鹿馬鹿しい想像まで浮かんだ。 恐怖心と性欲は、どちらも抑制しがたいもの。 相反するものでありなら、俺の中に同時に存在するそれら......。 この言葉にできない今の感情に一番近いのは、『中毒』かもしれない。 この続きは本編でお楽しみください ケータイ小説サイト「おりおん」 http://de-view.net/"

Ratings and reviews

3.4
48 reviews

Rate this ebook

Tell us what you think.

Reading information

Smartphones and tablets
Install the Google Play Books app for Android and iPad/iPhone. It syncs automatically with your account and allows you to read online or offline wherever you are.
Laptops and computers
You can listen to audiobooks purchased on Google Play using your computer's web browser.
eReaders and other devices
To read on e-ink devices like Kobo eReaders, you'll need to download a file and transfer it to your device. Follow the detailed Help Center instructions to transfer the files to supported eReaders.