バンドマンなら、必ずお世話になったことがあるのが9Vの角型乾電池。ギターのエフェクターやエレアコのアンプ部分、ポータブルなアンプやその他いろいろな音楽機材は、なんだか9Vの角形乾電池を使うことが多いいんですよね。
もちろん、ACアダプタから電源を取ることもできるんですけど、電源がない場合もあるので、やっぱり角形乾電池のお世話になることも多いわけです。
また、ACアダプタを使うと周囲の影響でノイズが入ってしまったり、供給される電圧が不安定になり、音質に影響を及ぼすこともあることから、乾電池を愛用しているミュージシャンも結構います。特に空間系エフェクターは電池食いなので、スタジオに入る度に電池変えたりしなくちゃならなくてたいへんです。
楽器屋さんにいくと1コ100円くらいで売られているのでまとめ買いをしている人も多いと思いますが、それでも経済的にも環境的にもよくありませんね。
そこでエネループですよ。今度発売される「エネループミュージックブースター」は、9V出力に対応しています。中身は高容量リチウムイオン電池になっており、何度も繰り返し使うことができます。これなら、充電さえしておけばいつでも安定した電源が供給されます。
使用イメージはこんな感じです。この製品は昇圧回路を内蔵しており、充電が切れる直前まで一定の電圧をキープできるため、安定した音質を長時間楽しめるようです。もちろん、電源ケーブルがないのでノイズにも強いですよ。
また、電源ボタンを搭載しているので、エネループミュージックブースターに接続されている機器のON/OFFを一度に行なうことができます。
発売は3月4日の予定です。
(三浦一紀)