バイエルン・ミュンヘンからローマにレンタル移籍中のFWルカ・トーニが26日、自身の将来について次のように語った。

「まずは(セリエA)残りの3試合で素晴らしい戦いをしたいな。僕はまだバイエルンと契約を結んでいるし、クラブとは素晴らしい関係にある。でも、(ルイス・)ファン・ハール監督が残るのであれば、僕が(バイエルンに)残るのは難しいだろう。テーブルについて、全員にとってベストが何かを一緒に決めていく。僕がローマへ来るために、彼らはとても助けてくれた。このことについては、彼らに感謝している」

一方、南アフリカ・ワールドカップについて、トーニはこのようにコメントした。

「イタリア代表のユニフォームを争う選手はたくさんいる。(マルチェッロ・)リッピ監督にはもうチームのアイデアがあるのかもしれない。でも、彼は僕のことを知っているし、僕は行けることを願っている。最近の僕は良い試合をしてきたし、行くことができたら、夢みたいだね。そうじゃなかったら、いずれにしてもイタリアを応援するよ」

また、トーニはチームメートのFWフランチェスコ・トッティのイタリア代表入りについて、「それはリッピ監督に聞く必要がある。フランチェスコはうまくやりたいという意欲を持っているよ」コメント。そのトッティとの共存に関しては、「(共存不可能という意見に)笑っちゃうね。以前は僕らが一緒にプレーすべきと言われ、今は逆のことが言われている。僕は、一緒に良いプレーができると思っているよ。フランチェスコは並はずれた選手であり、彼と一緒にプレーするのは喜ばしいことだ。僕らには優秀な監督もいるし、彼はバランスを知っている」とつけ加えた。