なかなか見れないガラスハゼの産卵。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2/元浦
【水温】 25.5℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潮まわり】 05:06 55cm 干潮 / 12:04 185cm 満潮 / 17:31 141cm 干潮 / 小潮(月齢:6.3)
【日の出・日の入】 日出06:19 日没17:48

午後から体験ダイビングだったので、午前中は1人で海に行ってきた。
_DSC0018.jpg主だった普通種の産卵は一通り見ているはずなのだが、意外にもガラスハゼの産卵は見た事がなかった。
多分、午前中の早い時間ではないかと思い、前回は9時過ぎエントリーぐらいで狙ってみたのだが、終わったばかり。。。ってな感じに思えた。(⇒モンキキンチャクフグだぁ!
で、今日はさらに早くエントリーして(8:40頃)狙い、何ヶ所か見て周ったのだが、全然その気配がない。。。
1ヶ所、メスのお腹はパンパンで(卵?)、そのメスにオスが近づくとブルブル体を震わせたり、メスの上に乗っかったりと求愛というか威嚇のような行動が見られた。
でも、しばらく観察していたけど、結局、産卵することはなかった。(-o-;
いったい、いつ産卵するのだろうか。。。はぁ。。。

_DSC001611.jpgこのガラスハゼが着くムチカラマツにはもう1種、生命体が共存している。
ムチカラマツエビだ。
ムチカラマツに着く生き物は青抜きで撮ろうと意識する事が多いのだが、ガラスハゼの卵を黒抜きで撮って以来、黒バックに嵌っている。
海の中で撮っているという雰囲気がまったくなくなっちゃうけど(笑)、これはこれでその生き物の生き様がクローズアップされていい感じ。。。(*^^)

_DSC0054.jpgここ1年以上、浅場(-5m)でコガネヤッコ×ナメラヤッコのハイブリッドでは?とされる子が見られている。
-20mぐらいの場所でこれと同様の色彩の子を見かけ、うぉ~コガネヤッコ×ナメラヤッコの幼魚???と思い、近づいてみるとクログチニザの幼魚だった。。。(笑)
先日もゲストの撮った写真の中に写っていたり、僕個人も今年はこの色彩の幼魚をよく見かける。
クログチニザにはいろいろな体色の子が見られるのだが、考えてみるとこの色彩の子の出没には波があるような気がする。
多い年もあればまったく見られない年もあったりする。
この色彩の違いも遺伝的多様性のひとつなのだろうか。。。


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