球のなかに浮かぶ世界を撮影できる低価格自作レンズ「宙玉(そらたま)レンズ」

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    球のなかに浮かぶ世界を撮影できる低価格自作レンズ「宙玉(そらたま)レンズ」

    見てください。このチープさ! これは写真家の上原ゼンジさんが制作した「宙玉(そらたま)レンズ」です。ご本人からご連絡頂きました。ありがとうございます。

    材料は見ての通りチップスターの空き箱とフタ、そして透明アクリル板と透明アクリル球です。マクロ撮影が必須なので、マクロレンズを使うか、クローズアップレンズを取り付けましょう。

    見かけがあれですけど、どんな写真が撮れるんでしょうか。

    100520soratamasub.jpg

    おおおお! なんて幻想的!! アクリル球の部分はピントがあって魚眼レンズのように写り、周囲はきれいにぼけています。しかも、周囲は天地が逆になっていますね。

    制作の様子は以下でご覧いただけます。

    1分38秒あたりで登場する黒い輪っかはレンズ径を変えるステップアップリングですね。チップスターは67mm径のようです。

    コンパクトデジカメ用はもっとシンプルに作れるようです。興味のある方は自作してみてはいかがでしょうか。

    宙玉レンズ(そらたまれんず)[Zen Labo]

    (三浦一紀)