外転筋を痛め、戦線から離れているカカだが、ケガの回復も進み、復帰も間近となっている。4月10日にサンティアゴ・ベルナベウで行なわれるバルサとの“エル・クラシコ”での復帰に照準を合わせているカカ。木曜日には3月10日以来初めてチームメイトとミニゲームも行なっている。

一方、カカの不在で今シーズン2度目のチャンスを得ているラファエル・ファン・デル・ファールトは、好パフォーマンスを見せ、ペジェグリーニ監督の信頼を得ている。カカの復帰を恐れることなく、「カカのコンディションは、ほぼ100%だ。来週、どうなるか分かるだろう。僕自身は現在、調子は良いし、望みはプレーすることだ」と自身のコンディションの良さをアピール。「ここ2週間で見せたようなプレーを続けたい」と意欲を見せた。

ペジェグリーニ監督は、カカがフル出場するのは難しいと見ているようだが、復帰明けのカカを起用するのか、目下好調のファン・デル・ファールトを起用するのか。“エル・クラシコ”に向けて、その決断に注目だ。

(スペイン通信)