タレント優木まおみ(30)が16日、都内の南アフリカ大使館で、映画「第9地区」公開記念シンポジウム「どこよりも早い南アフリカ講座」に出席した。南アフリカのヨハネスブルクに在住経験がある、ジェトロアジア経済研究所の平野克己地域研究センター長とトークショーを行い、その中で南アフリカの基礎知識を学んだ。

 優木は南アフリカの失業率が40%と非常に高いと聞くと「信じられない」と驚いた。また人種隔離政策(アパルトヘイト)の解説を聞き「自分の民族を守るのにはいいように聞こえるけれど、(学校や病院などを民族ごとに)すべて分けるのは差別的だと感じる」と、率直に自分の言葉で感想を語った。東京学芸大出身で「エロ賢い」と言われる優木だが、この日は言葉の端々にエロより賢さがにじんでいた。