インテル、45年ぶりの欧州王者/CL決勝
22日に行われたチャンピオンズリーグ決勝で、インテルがミリトの2ゴールでバイエルン・ミュンヘンを2−0で下し、45年ぶりの優勝を決めた。これでイタリアのクラブとしては初めて、国内リーグ、カップ、そしてCLの三冠を達成した。

前半はバイエルンが優勢に進めていたにもかかわらず、インテルは数少ないチャンスを生かし、35分にGKジュリオ・セザールのロングキックを受けたミリトが、スナイデルとのワンツーからネットを揺らして先制。後半に入ってもバイエルンはボールポゼッションでもペースでもインテルをはるかに上回り、再三相手ゴール前を襲うが、GKセザールの好守にも阻まれ得点が奪えないうちに、インテルは70分、エトーのパスを受けたミリトが再びゴールに突き刺し、試合を決定付けた。

これでインテルは、チャンピオンズカップ時代の1964–65シーズン以来の欧州の頂点に立ち、2004年のポルト時代に優勝を経験しているジョゼ・モウリーニョ監督は、エルンスト・ハッペル(フェイエノールトとハンブルガーSV)、オットマー・ヒッツフェルト(ボルシア・ドルトムントとバイエルン・ミュンヘン)に次いで、2つの異なったクラブで欧州を制した3人目の監督となった。

◇バイエルン・ミュンヘン 0−2 インテル
[得点] 35、70分:ミリト



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