[読了時間:4分]
株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役
斉藤 徹


ご存知の方も多いかと思うが、先週からGoogleとFacebookが激しい小競り合いを続けている。

争点は、ソーシャルグラフの持ち出しについて。つまり、GmailとFacebookにおけるデータ相互互換性の問題だ。以下、簡単に今までの経緯をまとめておきたい。

10月7日
Facebookは「ユーザー自身が情報をコントロールするべき」として、Facebookにアップロードした情報をダウンロードできる機能を追加した。ただしその情報(友人リスト内)には友人のメールアドレスは含まれていない。また現在、日本語版は未対応だが、言語を英語にすると利用可能だ。(Gigazine参考記事)



11月4日
Googleが「Google Contacts Data API」の利用規約を変更。Facebookなど、外部サービスがGmailの連絡先データを一方的に自動インポートする機能を遮断した。彼らが求めているのはデータの相互公開であり、友人メールアドレスをExportさせないFacebookはそれにあたらないとした。(ITmedia参考記事)

Save_image2 

続きを読む

■最新記事
Apple午前0時の大発表はビートルズ?音楽レンタル?【湯川】
大物エンジェル投資家のラブコールをうけるソーシャルならぬパーソナルネットワーク"Path"が誕生【三橋ゆか里】
Facebookが統合メッセージサービス Google対抗色出さず【湯川】
時代の潮目になるか Facebook発表の見どころ【湯川】
日本三大SNS、2010年7-9月期業績比較【ループス斉藤徹】