統一教会の合同結婚式で、韓国人の男性と結ばれ、ひたむきに

地域にねざして生活しておられる とっても素敵な女性 大谷ひろ美さんの手記をご紹介します。


きょうは 第2回目です。(第1回目はこちら→はな

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


初めて韓国に来て 新しい生活が始まったときは、

韓国に対して何も知らず、
越えなくてはならない出来事が一つ、二つではありませんでした。


急に、まるで何も知らない赤ん坊になってしまったような自分に、

失望感を感じ、このまま年をとり、お祖母さんになってしまうのではないか

という不安とあせりを感じる日々が募っていきました。 

そんな時、上の子供が産まれ少しずつ韓国での生活に慣れていきました。

悩みは 私自身の悩みから家族に対する悩みに変っていきました。 


「これから先 どのように生きなければならないのか」

「私は自らが選んで韓国に来たけれど、私が日本人という理由で、

子供たちの重荷になったらどうしようか」


とあれこれ心配し眠れぬ日々が続きました。



そんなある日の夕方、子供たちと散歩をしていた時、一人のお祖母さんと出会いました。

年老いた身であるのにも係わらず、家庭の状況が大変な中、


他の家の洗濯をされたり、ニンニクを剥く内職で生計を立てていると言うのです。

生活に余裕がないので、高校生の孫が学校に通うのが大変だとのことでした。


このように大変な環境の中でも一生懸命頑張って暮されているのに、

そのとき急にこれまで韓国で生活しながら、

何もしないで、何も出来ないと考え生きてきた自分自身を振り返るようになりました。


人の為に奉仕をしながら生きたかった、以前の夢が思い返されながら、

その夢を忘れて生活していた自分の姿が 恥ずかしくなったのでした。



私が子供たちの為にも もっと、一生懸命生きなければという思いが、

胸の奥から、熱いものとなり、込上げてくるのを感じました。 


そして、2000年の春、新しく出来た 女性会館のプログラムとして、

主婦たちに日常会話(日本語)を教えながら、社会奉仕活動の第一歩を踏み出しました。



この地に、異邦人として見知らぬ文化に会い、見て習う時間だけ過ごして来た私が、

この地の人たちに何かを与えることができる事に 出会ったのでした。(つづき→クローバー


愛いっぱい 幸せいっぱいな空間



ペタしてね


クリック感謝します。Thank you for a click. 클릭 고맙다

にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛観・結婚観へ
にほんブログ村