米金利高止まりは「新常態」崩れる国債需給に警戒
世界の基準金利といえる米長期金利（10年物国債利回り）が4.5%前後で高止まりしている。米国と対立する中国は国別の米国債保有で3位への後退が近づき、買い手の意欲はしぼむ。米財政の悪化も進み、国債需給が崩れる懸念が拭えない。高金利の持続という「ニューノーマル（新常態）」への適応力が試される。 海外勢が米国債を敬遠 米国債のおよそ3割を保有する海外投資家の需要に異変が生じている。 米財務省によると、…
角川ドワンゴ学園が運営する「N/S高」が教育業界での存在感を高めている。通信制高校としてオンラインでの学びなどが受け、2校合計の在籍生徒数は3万人が目前に迫る。海外大の合格者数は全国2位に。少子化の中でも生徒数を伸ばし続ける「ネットの学校」の人気の理由を探った。 5月下旬、東京・新宿にある「N/S高新宿代々木キャンパス」の教室では、約100人の生徒がグループワークに取り組んでいた。「私はデザイ…
【ドバイ=福冨隼太郎】石油輸出国機構（OPEC）と非加盟のロシアなどで構成するOPECプラスは2日、半年に1回の閣僚級会合を開く。6月末までの一部の国による自主減産の延長などを議論する。市場では減産を延長するとの見方が強い。 OPECは閣僚級会合をオンラインで開催するとしている。ロイター通信は1日、一部の国の関係閣僚がサウジアラビアの首都リヤドに向かっていると関係者の話として報じた。 OPECプ…
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