私は、すべてのものと連結しているのです。
父母が生んでくれたので、私がここにいるのです。
父母が一緒にいなければ私という存在はあり得ません。
もしその方たちがある瞬間離れていたとすれば、この場には、私の代わりにほかの誰かがいたでしょう。
私は、生まれたのち、太陽と月、風、雨、地を掘り起こす農夫、排泄物で地を肥やす動物などによって栄養分を供給され、成長してきました。
私が生まれるまでになければならなかった数多くのものを考えてみれば、それは本当に奇跡のようなことです。
生きていること自体が奇跡です。
歩くことができるということも奇跡です。
考えてみれば、私の存在自体が一つの奇跡なのです。
(文亨進著「天和堂 心身統一と家庭和合の修練」83ページ
6 心身統一の理由(一)「神様と世界と私の連結」より)
普段の練習と違う形で行われるので、
訓読をして出発することができませんでした。
でも、個人的にはこのみ言…時にかなってふさわしいと思いました。
歌っていること自体が奇跡です。
でも、その奇跡の中にあって、心から讃美できていないのが現状です。
歌うことに苦痛を感じつつ、自分はどこまでも足らない…
そう思っていても歌うのはなぜか？
本心は知っているんです。
自分にとってそうしていくことが、神様や兄弟姉妹のため、公的に生きる道だと。
私、聖歌隊やっていなかったら相当ひねくれて嫌な奴ですよ。
だれからも好かれず、とことん嫌われるタイプです。
だから、心の中では本当に感謝しているんです。神様が音楽を創造してくださったこと。
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