うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

書評  「考具」

2010年02月22日 | 書評
今日は2222の日でしたね。

22年2月22日・・・

次は平成33年3月3日だから、11年後です。

どーでもいい話ですって?



本日は書評です。

本日のチョイスは 「考具」  加藤昌治 著






博報堂の広告マンである加藤氏が、アイディアを生み出すための方法を論じた本。

ただやみくもに考えても「良いアイディア」は生まれない。
場合に応じていくつかの方法を使うことによって、答えへの近道が得られるという。


「考えるための道具」  これを 「考具」 と著者は呼んでいる。



皆さんの周りにも、新しいアイディアをポンポン思いつく「アイディアマン」っていますよね。

でも彼らは先天的にその能力が備わっているわけではないのだそうです。


大切なのは「自分の意識」

見聞きしている物事は、だれでもほぼ同じ。違いは「何かないか・・・」と意識してるかどうか。

もっとわかりやすく言えば「なにか面白いものないか、とキョロキョロしているかどうか」ということなのだそうです。



また、大切なのは「考え付いたこと」をどんなことでも記録していくこと。

「これは、ちょっとつまんないなぁ、現実味がないなぁ」みたいなものでも
立派なアイディアのひとつ、違うアイディアへの呼び水にもなったりします。


実際の「考具」をここで紹介するのは、少し難しいので興味ある方はぜひ読んでみることをお勧めします。

こう書くと、なにか「凄いこと」が載っているように思えますが、一つ一つは大したことではありません。


派手そうに見える「広告マン」も意外と地味な仕事をしているんだなぁ、と思いました。


大切なのは、実際に実行してみること。
僕は自分でルールを作らないと実行できないタイプなので、「週に一回、なんかしらの考具を使う」ことにしてみます。


ちょっと内容の薄い書評でしたが、アイディア勝負の仕事をしている方はぜひ読んでみてください。


僕も何か「びっくりするような」アイディアが出てきたらご紹介します。







冬の海は寒々しい・・・。

早く暖かくならないかなぁ。

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