ドコモ、スマートフォン購入者向けにパケット定額の“二重課金”を防ぐ措置を適用ふぉーんなハナシ

» 2010年04月01日 17時23分 公開
[田中聡,ITmedia]
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photo 4月1日に発売された「Xperia」

 4月1日から、NTTドコモのiモード端末とスマートフォンのパケット定額プランは「パケ・ホーダイ ダブル」に統合され、月額390円〜5985円でパケット通信が利用可能になる(「タイプシンプル」「タイプシンプル バリュー」専用の「パケ・ホーダイ シンプル」は月額0円から)。

 ただし、月額4095円の「パケ・ホーダイ」や、月額5985円の「パケ・ホーダイフル」の契約者が、iモード端末からスマートフォンへ機種変更する場合、パケ・ホーダイ(またはパケ・ホーダイフル)と、パケ・ホーダイ ダブル両方の月額料金が同月に発生してしまう(月の途中で変更手続きをしても、パケ・ホーダイとパケ・ホーダイフルは日割りにはならない)。詳細は3月17日の記事を参照。

 特に、4月1日に発売された「Xperia」は、予約だけで5万台を突破するなど相当数のユーザーが購入することから、4月に二重課金されるユーザーが一定数いることが予想される。ドコモは、こうした事態を防ぐための救済措置を実施。例えば4月にXperiaを購入した後にパケ・ホーダイからパケ・ホーダイ ダブルに変更した場合でも、パケ・ホーダイは3月までの契約扱いとなり、4月分の料金(4095円)は発生しない。パケ・ホーダイフルから変更した場合も同様。

 ドコモによると、この救済措置はXperiaの発売直前に決定したとのこと。実施期間は2010年11月30日までの予定で、Xperia以外のスマートフォンに機種変更した場合にも適用される。4月にXperiaを購入予定で、まだパケ・ホーダイを契約しているユーザーも、ひとまずは安心といえる。

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