28日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグで、バルセロナに0−1と敗れたものの、2試合合計3−2でファイナル進出を決めたインテル。セリエAでスクデット争いを繰り広げているローマのキャプテン、FWフランチェスコ・トッティは自身の公式サイト上で、タイトルレースのライバルに賛辞を送った。

「インテルはバルセロナを相手にとても堅固な組織を見せた。ファイナルの舞台を手にしたインテルにおめでとうと言いたい。ファーストレグもセカンドレグも、彼らが突破にふさわしかったことは間違いないよ」

一方、敗れたバルセロナのジョアン・ラポルタ会長は落胆を隠さなかったが、同時に前へ進まなければいけないとも話している」

「今日はサッカーの無慈悲な一面が我々に訪れた。だが、我々は士気を取り戻し、リーガのことを考えなければいけない。我々のチームや観客は拍手に値する。選手たちはすべてを出し尽くした」

バルセロナはこれで永遠のライバル、レアル・マドリーの本拠地サンチャゴ・ベルナベウでファイナルを戦うことができなくなった。

「そういうこともある。うれしいことではないが、人生にはもっとひどいことだってあるんだ。今はリーガに集中しよう。これまでにないほど、我々はチームのそばにいなければいけない。インテル? こうやってディフェンシブにくることは予想していた。彼らの守備ラインを突破するのはとても難しかったよ。非常に難しくさせられた」