10日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、マンチェスター・ユナイテッドと対戦するミランに、朗報とバッドニュースがそれぞれ届いた。

朗報はDFウェズ・ブラウンに関するものだ。プレミアリーグのウォルヴァーハンプトン戦で負傷した同選手は、左足の中足骨骨折の疑いがある。8日の検査で診断が下されるが、イギリス『デイリー・メール』は、少なくとも3カ月の離脱になる可能性を報じた。同選手の離脱は、イングランド代表を率いるファビオ・カペッロ監督にも影響を及ぼす。同監督はマンUのDFギャリー・ネヴィルを再び招集しなければいけなくなるかもしれない。

バッドニュースの方は、アレックス・ファーガソン監督がミラン戦出場を危ぶんでいたFWウェイン・ルーニーのことだ。ひざの腱の炎症が心配された同選手だが、『サン』によれば完全に回復したようだ。単なる駆け引きだったという憶測は、より確実なものとなった。

なお、クラブ売却を狙う投資家グループ「レッドナイツ」を支持したとの報道に対し、ファーガソン監督は『タイムズ』で次のように反論している。

「私が正式に支援を示し、さらには金銭投資を提示されたなどというのは、まったくのでたらめだ。確かに、そういうことに関与している人は何人か知っている。しかし、彼らがクラブ売却を試みたいというなら、それは彼らの問題だ」