オーナーを務めていたディエゴ・デッラ・ヴァッレ氏の突然の退任に揺れているフィオレンティーナだが、試合は予定どおりにやってくる。3日に行われるセリエA第32節でパルマと対戦するフィオレンティーナは、混乱を忘れて試合に集中しなければならない。

2日、試合前日記者会見に臨んだチェーザレ・プランデッリ監督にもクラブ内部のことに関する質問が飛んでいるが、同指揮官はパルマとの重要な一戦に話題を向けようとした。

フィオレンティーナはこの一戦で、DFマヌエル・パスクアルを欠き、MFフアン・マヌエル・バルガスも起用できるかも微妙なところだ。

プランデッリ監督は、「パルマは精神的にリラックスできるチームだろう。すでに彼らの目標は達成しているからね」と語り、11位につけて残留という最低限の目標に達している対戦相手のメンタルが落ち着いているはずだとみている。

一方でフィオレンティーナについては、「モチベーションは非常に高い。大事な目標を目指しているところだからね」とコメントし、士気が高まっていることを強調した。

試合に関しては、「オープンで面白い試合になるだろう。強い団結力を持って戦えば、より大きな力を発揮できることは分かっている。良い形でフィニッシュしたい。これからもたくさんの勝ち点を稼ぎたいね」と述べ、勝利を最優先に考えている。