<ブンデスリーガ:ウォルフスブルク2-1フライブルク>◇26日◇ウォルフスブルク

 ウォルフスブルクMF長谷部誠(26)とフライブルクFW矢野貴章(26)の「日本人対決」は、長谷部に軍配が上がった。長谷部は右MFとしてフル出場。豊富な運動量で攻守に走り回り、FWグラフィチの2得点を呼んだ。チームは2-1と勝利し、3連勝。長谷部は「全体的にいいゲームではなかったけれど、勝ててよかった。(3連勝は)守備が安定したのが要因」。初対決の矢野について「貴章がいた前半の方が怖かった。体の強さを生かしたプレーはこっちでも通用する」と期待を込めた。

 初先発の矢野は、前半に相手選手と激突し、右太もも内側を打撲。出血があったため、後半の出場にドクターストップがかかった。45分の出場に終わり「シュートも何本か打てた。後半もやりたかったけれど、できなかったので次回頑張る」。負傷の程度は分かっていない。(中野吉之伴通信員)

 [2010年9月28日8時42分

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