インテルのゴールマウスを守るのはブラジル代表GKジュリオ・セーザルだが、サブGKフランチェスコ・トルドの存在も忘れてはいけない。2002年からインテルに所属している彼は、プレー以外の面でもチームに大きな影響を与えてきた。

その長年の貢献が認められ、同選手は2011年からフロント入りすることになる見込みである。38歳のトルドは、すでにマッシモ・モラッティ会長と話し合いの席についており、来シーズンのプレーを約束された。そして、選手としての契約が満了となる2011年から、クラブ内部の人間として働くことを要請されたようだ。

トルドは近年、ジュリオ・セーザルの陰に隠れてベンチを温めているが、かつてはイタリア代表としても活躍した。インテルで正GKのポジションを失った後でも彼の献身的な姿勢は変わらず、クラブからの信頼は非常に厚いようである。