えっ、こんなに刑務所内ってダークなの? 美人職員のエッチ買収から密輸ビジネスでボロ儲けまで驚愕の実態が!

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    えっ、こんなに刑務所内ってダークなの? 美人職員のエッチ買収から密輸ビジネスでボロ儲けまで驚愕の実態が!

    実は囚人に好き放題されちゃってるんですってね!

    世の中には間抜けな泥棒さんもいるにはいますけど、現実問題として犯罪者集団のズバ抜けた最新テクノロジー活用度には、もうすっかり警察も手を焼きまくっているんだそうです。せっかく苦労して犯人を捕まえたのに、実のところ、その後で放り込んだ刑務所の中が犯罪ビジネスの天国みたいな状態になってしまっており、それもこれもハイテクを駆使しまくる知能犯ぶりが成功のカギで、次から次へと驚きの手口が判明してきてますよ...

    刑務所に入ったのに、お縄をかけられる前よりも犯行が加速して、ヌクヌクと犯罪でボロ儲けしちゃう囚人たちの知られざる姿を、今回は特別に続きから暴き出してみちゃいました。きっとここで書かれてしまったことなどは、すでに遠い昔の古い手口で、現在も続々と頭をひねっては新たな驚愕のアイディアを実行に移し、堀の中でダークな世界が広がっていってるんでしょうね。

    とはいえ、普段は秘密のベールに包まれていて明るみにならない、ここ最近の刑務所内事情のすべてを、まずは続きからご覧くださいませ。良い子は真似しちゃダメダメよ~ん!

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    おっとっと、この悪そうな顔つきはドアップには耐えかねますけど、こちらが今回の刑務所潜入ルポのトップを飾ります、驚きの囚人ビジネスが見つかっちゃって大幅に刑期延長で服役中のジョージ・ムーンさんでございます。現在62歳のムーンさんは、いわゆる運び屋の仕事がバレて逮捕され、イングランドは中北部サウスヨークシャー州のドンカスターにある刑務所に放り込まれていたのですが、この中で最近まで、まさかの運び屋ビジネスを継続して巨万の富を蓄えていたことが明らかになっちゃいましたよ。

    他の囚人たちが寝静まった真夜中の時間がやって来ると、日中は生気のないダレた素振りのムーンさんが、突然はたと元気よくベッドから飛び起きては仕事に着手します。だれも知らない荒稼ぎビジネスアワーの始まりですね!

    おもむろにベッドのマットレス内部に奥深く隠されていた携帯電話を取り出しては、声を潜めて通話がスタートしましたよ。電話の相手は、英国からは遠く離れたパナマやベネズエラなどの取引き先とリンクしており、電話でムーンさんから注文を受け取っては、せっせと違法なコカインをパッケージングして、英国やアイルランドの指定先へと運び込みます。そうなんです、捕まって刑務所に入ってからも、ムーンさんは依然として運び屋で大活躍だったんですよね。

    「刑務所に入れられてしまったので、これまでいつも頭を悩ませてきたドラッグの受け取り先には入念に気を遣う必要がありましたね。まずはアイルランドで世話になっていた地主に偽名で荷物の受け取りと保管に用いるスペースを用意してもらい、もっともらしく貿易の仕事をしているように見せかけるために、Ryan Pat Engineering、Angel Toys、FDFC Foodsという3つの会社名を使い分けて、海外からブツを送ってもらいました。

    一度なんとか受け取りに成功すれば、あとはまた夜中に携帯電話で買い手と連絡を取り、同じく会社からの発送品として、DHLのような通常の配送業者に荷物を依頼すればいいだけです。いろんな支払いも、すべて友人のクレジットカード番号を使って滞りなく済ませていました。もう携帯電話さえ手に入れられれば、刑務所の中でも何の支障もなく運び屋の仕事を続けられましたね。便利な時代になったもんですよ」

    ちなみにずっとバレることなくムーンさんの深夜の犯罪ビジネスは続いていたのですが、ついつい欲を出してしまったのが運の尽きでしたね。届いたコカインを刑務所内にまで送ってもらい、それを仲間の囚人たちへ高くで売りさばこうとしたのが見つかってしまったので、一連の手口まで明るみになり、現行犯逮捕されたムーンさんには、今ではさらなる重刑が科されているそうです。

    それにしましても、もしもバレていなければ、今でも普通に刑務所の中から運び屋を続けてたんでしょうね。ちなみに見つかるまでの過去8か月間で、ムーンさんがコカイン密輸販売から手にしていた金額の合計は30万ポンド(約3900万円)とのことですよ。当然ながら、刑務所の中では携帯電話の所有は禁じられているため、電気シェーバーを上手に加工しては、しっかりと日中にフル充電できるように工夫してたんだとか。

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    このムーンさんのドキュメンタリーからも明らかなように、いまや刑務所内のダークな世界の成長を支える貴重な存在は、禁じられているにもかかわらず、ありとあらゆる手段を駆使して持ち込まれる携帯電話が重要なカギとなっています。こうやって靴底を加工して大量に刑務所内に携帯電話を密輸することに成功すれば、現在の英国内での一般的な携帯電話の囚人向け密輸販売価格は、最低でも1台が250ポンド(約3万2500円)となっているらしく、運が良ければ古くても1台が800ポンド(約10万3900円)くらいで売れちゃうそうですよ。

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    とにかく刑務所の中でも携帯電話さえ自由に使えれば、まったく捕まっても懲りることなく悪いことができるとあって、もう囚人も必死で隠し持ちに挑みます! こうやってお尻の穴の中に入れてでも手放さないなんて常套手段のようですね。まぁ、中には体内から下剤を使っても取り出せなくなってしまって、緊急手術に運ばれちゃうなんて例まであるそうですけど...

    他の有名な持ち込み手口としましては、パンの中に埋め込んで差し入れてもらうだとか、マッチ箱の中のマッチ風の特殊な携帯電話を細工して購入するだとか、聖書などの分厚い本の中のページをくり抜いて、そこに携帯電話を入れて送ってもらうなどなど、敵もさるものって感じで、いろいろと賢いアイディアが紹介されていますよ。

    かなり凝った手口では、完全防水ケースに入れた携帯電話を、食堂に届けられる超大型のミルクパックの中に落としてもらい、なんとか刑務所のキッチンで働くスタッフを買収しては、ミルクが届く度に、まずその中に入った携帯電話を取り出して手渡してもらうなんてことも、実際に生じていたんだそうです。

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    先ほどのミルク入り携帯電話の手口からも分かりますが、どうやって要は刑務所内でも強力な味方を作り上げ、自分の汚い犯罪をサポートしてもらえるのかがポイントになってきますけど、そもそも荒稼ぎして大金持ちになってる囚人も少なくありませんから、買収なんてお茶の子サイサイだとも伝えられておりますね。

    現在、特に英国内の刑務所で大々問題となってしまっているのは、あろうことか刑務所職員が囚人に進んで携帯電話を差し入れるケースです。しかもとりわけ美人の女性職員ほど、まんまと甘い囚人たちからの罠にはまってしまい、実も心もボロボロに売り果たしてしまう事例が後を絶たないとのことですよ。

    たとえば、上の写真のリサ・ハリスさんは、どういうわけか自分が担当していた囚人と男女の仲になってしまい、自分が刑務所内で仕事をしていない時でも、携帯電話でエッチな会話が自由にできるようにと、とっておきの携帯電話をプレゼントしては囚人の犯罪ビジネスに加担していた容疑で、現在は自分のほうが刑務所に入れられているんだそうです。

    伝えられるところでは、最近の携帯電話は写真も動画も撮れちゃいますから、うまく女性刑務所職員の弱みを握れるようなヤラしい撮影なんかに成功しちゃうと、それを脅しに次々と篭絡して、いつの間にか囚人の意のままになる味方に仕立てあげることができちゃうという話ですから凄まじいですよね。あるいは、すぐに本人を特定できるようなプロフィール写真集を携帯電話カメラから作り上げ、この写真を外の仲間にバラ撒いて襲撃させるぞって脅しをかけては、ブツの調達からセックスに至るまで、なんでも逆に囚人の言いなりになっては服従させられる美人職員までいるんだとか。1つの刑務所内で、最大で8名もの職員が囚人と通じてしまっていた最悪のスキャンダルまで報じられちゃってますよ!

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    こちらは米国カリフォルニア州にある刑務所内で、違法に囚人が所持していたとして押収された携帯電話の山ですが、もう取り締まっても取り締まっても次から次へと出てくるので、イタチゴッコ以外の何ものでもないそうです。あまり公式の押収データが公開されてませんが、イングランドとウェールズの刑務所内で2009年2月~2010年1月までに囚人から押収された携帯電話の数が4460台を超えたとも伝えられていますね。これは3年前の数字の4倍以上とのことですよ。

    「どんどん状況は悪化の一途をたどっています。ざっと少なく見積もったとしても、英国内の刑務所に収監されている全囚人の10人につき1台の割合で携帯電話が隠し持たれている可能性があり、実際の数字は、その倍に達するかもしれないという意見も一般的ですね」

    今回の取材に応じてくれた、ある当局者は、そう語っては問題の深刻化を嘆いていましたよ。でも、まだ英国なんてマシなほうでして、隣りのアイルランド国内の刑務所に限れば、全囚人の3人につき2台の割合で携帯電話の不正利用が浸透しているなんて非公式データも出てきています。これだけ刑務所側が気づいているのに、それでも非常に巧みに隠し持って携帯電話を使い続ける囚人の執念にもスゴいものがありますよね...

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    金や脅しや誘惑に弱い人間の職員では頼りにならないので、このところ英国の刑務所が大きく力を入れているのは、特殊捜査犬による没収ですよ。こちらの写真のマーフィー君は、イングランドのノーフォーク州にある刑務所で大活躍中の携帯電話探知犬なんだそうで、たとえ体内に隠し持っている携帯電話でも絶対に見逃さずに嗅ぎ分けられるとアピールされております。あまりにも優秀なので、他にも続々と捜査犬の訓練が進められているとのことですよ。

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    一方、こちらは新たに各地の刑務所内で導入が進んでいる特殊スキャナーチェアの写真ですが、いちいち服を脱がさなくっても、武器や携帯電話を隠し持っていないかをスピードチェックできるとのことですね。もし囚人が携帯電話を所持しているところが見つかったならば、無条件で2年間の刑期延長という罰が与えられる法案も英国では成立していますよ。

    なんかそんなにも囚人による携帯電話の不正所持と悪用に悩まされるんなら、もういっそのこと刑務所内では一切電波がつながらないように何らかの強力な抑止装置でも付ければいいのにって思っちゃいますけど、いろいろと周辺への影響や費用の問題などもあって、そんなに物事は簡単ではないようです。

    すでに囚人の間では、どんな抑止装置にも通信を遮断されない衛星電話を多用しているケースも少なくないほか、無害に見えるプレイステーションなどのコンソールゲーム機を特殊加工しては外部との通信に利用している強者まで現れているみたいですよ。今回は携帯電話にスポットを当てましたが、あくどいネットビジネスを刑務所内から営んでる囚人も多いそうですね。

    ちなみに主に海外の驚きの最新実態をレポートしてきましたけど、日本の刑務所内でのダークな事情っていうのは、一体どんなものなんでしょうかね? 結構、これと変わらない劣悪な状況なんでしょうか? あっ、でも、あまりにもダークなコメントは公開されると困っちゃいますんで、こっそりと教えてくださいましね...

    [DailyMail via textually]

    Mark Wilson(原文/湯木進悟)