ミランは27日、コッパ・イタリア準々決勝でウディネーゼと対戦し、本拠地サン・シーロで0−1と敗れた。レオナルド監督は試合後、「互角にぶつかった試合だったが、我々は彼らのスピードや動きにちょっと苦しめられた。後半はプッシュが足りず、失点をしてしまい、それで試合が難しくなってしまったね」と分析している。

また、インテルに敗れたミラノダービーの影響かと問われると、「そうではないと思う。我々はこういう状況をマネージングできるだけ成熟しているからね。コッパ・イタリアはまたリーグとは違う大会だ。敗北の影響による問題があったとは思わない。我々は試合のリズムを上げられなかった。ただ、ウディネーゼもそうだったけどね」とコメントした。

一方、ウディネーゼのジャンニ・デ・ビアージ監督は、「我々にとって非常に重要な試合だった。良いところを見せたいと、強く願っていたんだよ。我々は本当に良いプレーをした。つくり上げた以上の成果を得たね」とコメント。「今日の我々は、偉大なチームを相手に難しい場所で、自分たちの価値を示すことができた。美しいサッカーをして、勝ち上がるのにふさわしかったよ」と続けている。ウディネーゼはリーグ戦で苦戦しているが、この日の勝利はそれを忘れさせてくれるだろう。