第82回選抜高校野球大会が3月21日から、阪神甲子園球場で開幕。12日間を熱戦の火ぶたが切って落とされ、ここからまた新しいスターが誕生する。

昨年のセンバツでは、2人の投手が注目を集めた。花巻東（岩手）の菊池雄星投手と清峰（長崎）の今村猛投手。特に雄星投手は1回戦で自身最速の150キロをマークするなど1安打完封勝利。闘争心に満ちたプレースタイルで一躍甲子園ファンの心を掴んだ。現在、毎日放送の第82回選抜高校野球公式サイトでは、昨年の雄星投手活躍をまとめたハイライト動画を配信中。さらには動の雄星、静の今村がハイレベルの投手戦を繰り広げた昨年の決勝のハイライトも配信中だ。今年のセンバツで注目を集めるのは、東海大相模（神奈川）一二三慎太投手、興南（沖縄）の島袋洋奨投手と右、左の大会ナンバーワン投手と昨年と同じ構図。雄星は埼玉西武ライオンズ、今村は広島東洋カープと昨年のセンバツでの活躍をきっかけにプロ球界へと羽ばたいていった。今大会の2投手もこのセンバツから、大きく成長していくはずだ。

また、公式サイトでは、1989年以降の決勝戦ハイライト動画を配信中。松坂大輔（横浜）が圧倒的存在感を見せつけて優勝した1998年をはじめ、今やプロで活躍する多くの選手たちのセンバツでの勇姿を振り返ることが出来る。

毎日放送「第82回選抜高校野球大会 センバツの歴史」