非実在青少年規制について、@babaratayさんのレポート

ばびろん@7月末ラヴァーズ新刊 @babaratay

おはようです。17日の集会と、18日の都議会総務委員会を簡単に報告。長くなっちゃってTL埋め尽くしたらごめん……っ。#hijitsuzai

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住民票は東京なんだけど、仕事場はそこから特急で３時間離れた地方都市においてあるので、この2日のために上京。コン研さんにフライヤーの配布とかについても協力いただいてるので、この集会もちょっとお手伝いしようか、ってことになってて、ちょい早めに会場入り。

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　つか、この都条例に関わる前まではコン研さんって得体の知れない集団だったんですが、水戸っちがらみで何かと顔を合わせていると、このコン研さんの優秀っぷりというか、その奮闘ぶりと、人手の足りなさに驚く……！

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中心になってるのは６名ぐらい？　で、後は何かあるときに集まるというふわっとした集団らしいのですが、他の仕事を持ちながら手弁当で活動してるらしい。この集会も本当に手が足りてないらしくて、まともに指示もない状態で受付とか設営して準備しました。たまたま早めに来た作家さんも引っ張り込んで

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こんなに人手が足りてないとは正直思ってなかったので、今後も設営とか、ちょっとした何かとかお手伝いできたらと思います。んで、集会。集会については、すでにツイッターで報告されてるから省略しますが、８００名の席みっしり。さらに立ち見も出るほどの盛況で、本当によかったです！

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個人的には壇上に上がった水戸っちにはらはらして、水戸っちの発言時間が近づくにつれて、こっちまで鼓動が早くなるほど緊張した（笑）んですが、多少声のトーンは高かったものの、立派な報告で、水戸っちすごいヽ(`Д´)ﾉ　と感動しました。何かしゃべることメモしてたの？　って後で聞いたら

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一応準備はしてたけど、（その場の流れとして）使えないものだったので、その場で保母考えて発言してたとのこと。それであれだけ言えるのかΣ（￣□￣；） ってびっくりしつつも、水戸っちすごいヽ(`Д´)ﾉ　そして、さりげに感動したのは、終わった後のみんなの拍手。

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こんな拍手聞いたことがないほど、みんなが熱く拍手してて、泣きそうになっちゃった。会場に集まった一人一人の思いが伝わってくる拍手だったと思う。近くにいた天城さんも力一杯拍手してて、その姿にもちょっとほろり……。本当にいい集会だったと思います。

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んで、その後は打ち上げに混じらせていただいて、途中からコン研代表の杉野さんがへろへろしながら合流して（前日から徹夜だったそうです。対応しきれなかった携帯履歴が40件入ってたらしくって、本当に大変だなぁ）、それから水戸っちの家にお泊まり。でびたんとじゃがおの姿に癒されました。

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翌日は都議会総務委員会。原稿超やばい状態の水戸っちと別れて、都議会へ。12時ちょいすぎぐらいに到着したんですが、その時点で傍聴番号20番をちょい越えてて、あれ、20名までなんじゃないのか？　って思いながら職員の方に聞いたら、今日は広めの会議室なんで、傍聴人は35名まで大丈夫

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総務委員会は4名の参考人質疑。賛成派から2名、反対派から2名。詳しくはすでにツイートされてるので省きますが、最初の赤枝医師は「子供たちの性があまりにも危険な状態にある。ほとんどの意見がかみ合わないのは、現場を見てくれていない。夜の2時の六本木での子供たちの状態を見てくれ」

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最先端の乱れた性の現場からの訴えだと思うのですが、それと創作物がどうかみ合っているのかっていうことについては、やっぱりどうも曖昧。「子供たちは、AVを見て真似をする。雑誌も持ってきて、家に持ってかえれずにおいていく」「その雑誌の中には漫画もあって、ぺちゃぺちゃ、効果音でも

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見るに堪えないような擬音が使われていて、本当に影響が大きい」って語るんだけど、質疑が進んでいくにつれてAVは影響が大きいけど、雑誌についてはあまり語られなかったような。つか、本人もあんま漫画の影響だとは思ってないんじゃね？　最初のほうこそ、何か意図的に語られたところがあるけど。

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総務省の定点観測で性犯罪は減ってる。けど、赤枝医師がそうではないと語るのは何故、っていう質問に、「産婦人医療を保険証を借りられない、お金がないといった原因でキチンとした病院にいけない。無料で調べたらきちっとした数字が出る」って言うんだけど、そんなの昔からも一緒だしね。

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赤枝医師が語ってたのは、とにかくきちんとした性教育をすること。自分の生の経験からすると、小学生まではとにかく男の子に「女の子は素晴らしいんだ。男の子はみんな女の子から生まれた。子宮っていのは尊重すべきものなのだよ」ってまずは教えること。中学生になると格差が大きいので、5人ずつの

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性教育が望ましい」って言ってた。教育委員会や先生に説明するような性教育の場に出て行ってもとにかくかみ合わずに無駄に終わることが多いので、直接子供に語りかける場に行ってるって。親が性教育できないのなら、産婦人科で1時間15000円で教える活動をしているので、都は補助して欲しいと。

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最先端の性の乱れ、深夜2時の六本木の性の乱れについて現場で活動してる赤枝医師の思いは伝わってきて、子供を大切に思ってることが伝わってくる。だけど、やっぱり聞いてると、それと非実在青少年とどんな関係があるのか、が伝わってこない。子供たちに必要なのは適切な性教育だよ。どんな因果が

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赤枝医師と、賛成派側に隠されているのかわかりませんが、無理矢理組み込んだような「非実在青少年」と、現場とのゆがみとをひしひしと感じました。だって、創作物好きな子ならわかるだろうけど、たいてい漫画・アニメが好きな子って深夜２時の六本木にはいかないもんね……。

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赤枝医師の話で大切だったこと。「抑止力的な効果は、どんなものがあると思うか」という田中議員からの質問に、「援交は大人が悪い。大人を逮捕する。ラブホテルに私服（刑事）が張りこんで、あやしいと思うのが来たら、身分証で年齢を確認すればいい。

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麻薬で芸能人がみせしめ的に逮捕されたように、買春でも何人か逮捕されれば、一気に減る」

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宮台先生のメディア抑止論「メディアは影響がある。だが、それは犯罪者に最後の引き金を引くきっかけを与えるだけ。/目ディ受容環境として、孤立して、長時間メディアに晒され続ける場合には、影響が大きい」とも関係するんだけど、

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赤枝医師も「家庭に居場所がない子供をどう救うか」について、問題にしていたような。

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賛成派として発言しながらも、赤枝医師が本当に伝えたかったのは、この三点ではないかと読み取りました。（読み取りすぎ？　でも、そう聞こえたんだよ） 性犯罪に晒されている青少年が置かれている問題の解決法としては、

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１）買春の厳罰化。２）家庭に居場所がない子供たちをどう救うか。３）性教育のあるべき姿。

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非実在青少年という抽象的な概念をこねくりまわす前に、こっちのほうを協議すべきだよヽ(`Д´)ﾉと私は思います。