熊石地区の浄瑠璃川に行ってきました。
「北海道 沢登りガイド」
という沢登りのガイドブックにこの沢に通称
「凱旋門の滝」
と言われる滝があります。
登山は通常登山道を通って山頂を目指しますが、沢登りは文字通り山間を流れる沢伝いを通る事で山頂に至ります。
沢には通常大小の滝があり、それらの滝をよじ登って山頂に至る事も沢登りの醍醐味でもあります。
沢には当然豊富な水が流れていて、真夏は滝つぼに積極的に入ったり、釣りや時期や状況によっては山菜採りもする事ができます。
通過に日数を要する沢登りだと、沢の道中の河原状の場所で宿泊する事もあります。
その場合、流木を集めて焚火をして釣った魚や食料を調理する事ができます。
沢登りが好きな人はのんべいが多く、大量のビールなどの酒を持ち込んで焚火を囲んでの
「宴会」
が好きなために沢登りをする人もいます。
浄瑠璃沢を登って行くと、冷水岳の山頂に通じています。冷水岳の標高は1145mです。
今回の偵察はガイドブックによると標高230mの沢が3つに分かれている「三股」地点まで行きました。
沢登りの季節は豪雪地帯の群馬県北部ですと、6月末か7月上旬、西東京の奥多摩はほとんど雪が降らないので4月くらいから沢登りができます。
北海道も雪が降るので、4月はさすがに水量が多く、沢登りができる時期ではない水量でした。
ただ、「三股」にもなかなか見ごたえのある滝があり、その前でコーヒーを沸かし、カップラーメンを食べたので楽しかったです。
以下はコースタイムです。
見市トンネルの浄瑠璃川出合
標高230mの三股 40分
この時は速足で歩いたので、ゆっくりと歩いたら1時間くらいはかかると思います。
見市トンネルを熊石側に出た左側に広い駐車スペースに車を停車させた。
見市トンネル方面に歩いていく。
浄瑠璃川橋に到着。浄瑠璃川はこの橋の下の川。車はよく見たらこの橋のすぐ脇に砂利の停車スペースがあるので、浄瑠璃川橋の脇に停車できる。
雪解けの水が流れていて、明らかに水量は多い。
轟音とともに豊富な水が流れる。
「三股」の真ん中の沢の滝。5~6mくらいの高さか。滝の右側の岩が積み重なった場所は登れると思う。
一番右側の滝。ガイドブックによると、浄瑠璃川を登って冷水岳を目指す場合はこの滝を登って行く必要がある。今回は雪解けの水が大量に流れ込んできているので、このような水量の時は到底この滝は登ることができないが、水量が少ないときは登れるみたいです。