- 生かされて。/イマキュレー・イリバギザ
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以前にもブログで少し取り上げましたが、今日はこの本です。
ルワンダのツチ族とフツ族の対立のお話です。以前にも「ホテルルワンダ」でその内容は知っていましたが、改めてこの本を読むと対立の悲惨さを実感しました。
100日間で100万人以上がフツ族によって大量に虐殺された内戦です。これを時間にすると1時間に400人、1分間に7人が犠牲になったと言われています。
本の内容は、何気ない平和な日々を過ごしてきた主人公が、突然民族対立の苦難に巻き込まれる内容です。考えられないような極限状況の中、何度も死と隣り合うような環境の中で、祈りの境地、神に全てを委ねながら奇跡的に生き残っていくという劇的な内容です。
最終的には主人公は赦しの境地に至り、赦すことの貴さを感じさせられます。
信仰の力、祈りの力がここまでなのかと思わせられる内容で、想像以上の内容でした。それとともに、人間がこうも変わってしまうのかと思うほどの悪の力の恐ろしさを感じます。
よろしければ読んでみて下さい。
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