停車中の山形新幹線「つばさ」と東北新幹線「やまびこ」。
反対ホームにも「つばさ」が停車している珍しい瞬間。
JR郡山駅、07年11月
本日も御覧いただき有難う御座います
2011年から「世界に輝く法律家」。日本のゼントルマン・花らっ京です。
(昨日から柱書(はしらがき)を変えております。)
今日の表題は、「ダニエル・カール氏と東北談義で盛り上がる」
ダニエル・カールさんとお会いしたのは、昨年末。
数年来の飲み仲間でお付き合いのある芸能事務所の社長さんが、
鍋の会に呼んでくださり、そこでお会いしました
マネージャーさんには、その前にもお会いしていますが、
御本人とは、この会が初対面です。
(この詳細については、09年12月31日の記事を御参照 )
ダニエルさんといえば、「山形弁研究家」
日本に初めて上陸したのは他の県と聞いていますが、
山形に魅せられて、日本語もすっかり山形訛りです
実は、ダニエルさんは、
かつてNHKの深夜番組で、日本の鍋を紹介されたことがあります
「Weekend Japanology(ウィークエンド・ジャパノロジー)」
という、外国人向けの日本紹介番組です。
この番組の「日本の鍋」を紹介する回で登場されたのが、
ダニエルさん。
「これはね、東北の鍋なんですけどね」と言われて作り出したのが、
青森県八戸名物・せんべい汁
昆布出汁で根菜と鶏肉を炊いて、醤油とみりんで味付け。
最後に小麦のせんべいを割って入れていきます。
「青森の太平洋側って、夏は涼しくて米があんまり取れない。
でも、小麦は取れますから。それで、小麦でおせんべい作るんです」
※ダニエルさんは、番組では全部英語で会話してます
そんなこんなで、彼にとって日本の鍋はなじみの深い食べ物。
外国人にとっても、日本の鍋=せんべい汁、という方がいるわけです。
・・・本人の前でこの物まねしたら、喜んでいただけましたよ
東北各地で講演活動をされるダニエルさんですが、
活動を通して思われているのは、
「東北の人は真面目なんだけど遠慮がち。」 ということだそうで。
「もっとね、外へ情報を発信するといいんですよね」 と言われてました。
私の両親が東北人の血筋ということも手伝ってか、
ダニエルさんとは、この後、十数分にわたって東北談義
(青森県と千葉県しか絵文字がないので、どうぞ御勘弁を↑)
私からは、
「東北各県の県民性を、都市の分布から推察する」話を披露
(実は、地図さえあれば皆さんにも分かります)
おかげで、ダニエルさんとはすっかり意気投合いたしました
この通り↓
「山形弁研究家」のダニエル・カール氏と。
赤坂のとある芸能事務所にて。港区、09年12月
それにしても、なぜ、このようなローカルな話題で盛り上がれるのか
それは、この二人に見事な共通点があるから。
ダニエルさんは、外国の御出身
私こと花らっ京は、他県から上京
「日本の地方を外から見ることができる」という、
適正な距離を取った、客観的な視点を持っているのです
東北について言えば、
「物珍しい日本の文物がある点で、他の地方と同じ」 というわけです。
つい先日、ある方が、このような論評をされていました。
花らっ京さんは、否定で始まる人。
地元を否定しての東京好きとは、私にはインパクト大。
是非とも外国人との激論を見てみたい。
しかしながら、今回の記事は、その期待を大きく裏切ることでしょう
私が外国の方と日本論とか地方論とかを展開する時は、
共通の視点があるだけに、得てして和気あいあいになるからです
この論評をされた方が本当にほしいモノが何か、
幸か不幸か、私にはわかりません。
でも、この記事を読まれた後は、さぞガッカリされてることでしょうね