ついにバルサのサテライトチームに当たるバルサアトレティックが2部Aリーグ(日本のJ2に当たる)昇格を決めた。カタルーニャのチーム同士の対戦となったプレーオフで同じバルセロナを本拠地とするサン・アンドレウにアウェイで0−0の引き分け、第1レグのホームでの1−0のリードを守り切り、見事に昇格を決めた。

 かつてバルサのトップチームで活躍したルイス・エンリケ監督率いるバルサアトレティック。11年前にはチャビやプジョールを率い2部Aに昇格を決めていた。しかし、その後は一時3部リーグに落ちるなど苦しいシーズンもあったが、グアルディオラ監督が就任し、3部から2部Bリーグへ導くと、ルイス・エンリケ監督がそのチームを2年前より引き継いでいた。

 グアルディオラ監督がトップの監督に就任以降は、セルジ・ブスケス、ペドロをはじめジョナタン・ドス・サントス、ティアゴなどバルサアトレティックからトップに引き抜かれる選手も増え、ハイレベルな選手を下部から輩出していた。ついにサテライトチームも2部Aへ。トップチームの一つ下のリーグで若いバルサの選手達が来シーズンは奮闘することになる。

(スペイン通信)