フランス代表との親善試合(3月3日)を前にスペイン代表のデル・ボスケ監督は、招集メンバー23名を発表した。初招集となった選手はなかったが、セビージャからはネグレドとヘスス・ナバスが再び招集メンバーに名を連ねた。

 A・ビルバオのジョレンテとFW枠を争うネグレド。CSKAモスクワ戦でもゴールを決めるなど決定力だとジョレンテの上を行っている。また、そのゴールをお膳立てしたナバスもバレンシアのパブロ・エルナンデスやビジャレアルのカソルラとポジションを争うが、ナバスは絶好調をキープ。このまま行けばW杯メンバー入りはほぼ確実だろう。

 怪我から復帰したばかりのチャビやF・トーレスもメンバー入り。デル・ボスケ監督は、「まだ最終メンバーは決まっていない。招集外になった選手の中にもまだみんなの頭の中にある選手はいる」と語った。メンバーリストを見ず、記憶だけでメンバーを読み上げたことから、もうW杯メンバーは決定したという見かたもあったが、デル・ボスケ監督はまだ他の選手が入る可能性を示唆している。スペイン代表の最終調整がこれから始まる。

フランス代表戦に招集された選手は以下の選手:

GKカシージャス、レイナ、ディエゴ・ロペス、DFセルヒオ・ラモス、ピケ、プジョール、マルチェナ、アルビオル、アプデビラ、アルベロア、MFマルコス・セナ、シャビ・アロンソ、セルジ・ブスケツ、チャビ、セスク、イニエスタ、FWマタ、シルバ、ナバス、ビジャ、トーレス、グイサ、ネグレド

(スペイン通信)